親戚とトラブル・喧嘩になる原因は?トラブルメイカーになるモンスター親戚の見分け方と予防対応策
「親戚のおじさんとトラブルになってしまった」「円満にやり過ごしたいけれども、どう対処して良いか分からない」こんな疑問や不安に押しつぶされていませんか?
人口が減っていき地域や自治体のコミュニティや人間関係が少なくなってきた一方で、消去できない「やっかいな親戚付き合い」に悩む方が、実は増えてきています。
親戚となぜトラブルになってしまうのか。
また親戚の方とケンカになった場合どのように対処していけば良いのか。
その具体的な解決策や対処法・注意点について詳しくチェックしていきたいと思います。
目次
お葬式で親戚と喧嘩・トラブルになる原因
そもそも親戚というのは、とても微妙な距離間の存在と言えるでしょう。家族よりは遠い存在であり、他人よりは近い存在と言えるかもしれません。
しかしだからこそ、距離感が難しく、他人よりも付き合いづらい関係となることもあるのでしょう。
また、数多くの親戚の中にはいろいろな性格の人がおり、人と人ですから、合わない人が居るのも当然と言えるかもしれません。
そのため、親戚と喧嘩になってしまうという人も良く聞かれます。
そして、親戚が集まる冠婚葬祭の席では、特に揉め事が起こりがちです。
その中でもお葬式というのは、故人を見送る場であり、厳かに執り行われるべき大切なものと言えるでしょう。しかしながら、決めなくてはいけない事も多く、それぞれの考え方があるために、トラブルに発展するケースが多いのが現状です。
では、お葬式での親戚と喧嘩になる原因や理由を見てみましょう。
金銭に関するトラブル
親戚間でのトラブルや喧嘩の元となるのが、やはり金銭面が挙げられるでしょう。
お葬式に関しては特に、お葬式にかける費用について喧嘩になるケースが多いのです。
基本的には、喪主がお葬式の内容や規模を決めていくことが多く、費用についても喪主が負担するケースがほとんどです。
そして最近では、あまり費用をかけないお葬式が増えてきているのですが、親戚によってはお葬式の規模に不満を抱く人も多く、揉め事に発展することがあります。
例えば「小規模な式では故人がかわいそう」「もっと豪華にするべきだ」といったことで、親戚同士で意見が食い違ってしまうことがあるのです。
喪主側の予算や考え方もあるため、口だけ出してくる親戚がいると、その価値観の違いから喧嘩になってしまうこともあるのでしょう。
また、よく言われているのが、相続に関する親族間での喧嘩やトラブルです。
家などの財産や預貯金を、誰がどれくらい相続するのか、という金銭面での揉め事から喧嘩になってしまうケースも多いでしょう。
また、故人を粛々と見送る葬儀の場で、そのような相続といった金銭の話をすること自体、あまり良く思わない人もいるのも当然であり、親戚同士で衝突してしまう原因となります。
お葬式の内容に関するトラブル
次に、お葬式の内容に関するトラブルです。
お葬式というのは、それぞれの家によって、決まりや風習があるものであり、地域でのやり方や宗教上のスタイルもあるでしょう。
そして親戚の中にも、葬儀に対して違う考え方を持つ人もおり、親戚同士で意見が合わずに喧嘩になることも多いのでしょう。
例えば、お葬式の会場について揉め事になる場合があります。
「葬儀はお寺であげるべき」という人もいれば、「通常の葬儀場であげるべき」という人もいるでしょう。
また、家族葬などの親族だけで執り行うことを希望する人や、多くの人に参列してもらいたい、という人も中にはいるのです。
そうなると、喪主の意見と親戚で意見が分かれてしまうことになるのでしょう。
また現代は、葬儀が多様化していることもあり、葬儀に対する「こうするべき」という考えが人それぞれにあるのも原因と言えるでしょう。
故人に対する思いや周囲の人に対する見栄など、さまざまな思惑があって意見が衝突してしまう事もあります。
このようにお葬式という場面では、その葬儀に関する費用や内容、そして相続に関することで親戚と喧嘩になるケースが多いと言えます。
本来であれば、故人を見送る儀式ですので、そこで親戚同士でもめ事が起きてしまうなどの事態は避けたいものですが、なかなかそうはいかないのでしょう。
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結婚式で親戚と喧嘩・トラブルになる原因
続いては、結婚式で親戚と喧嘩になるケースです。
特に結婚式というめでたい席では、喧嘩など起こってほしくないものですよね。
しかしながら、親戚が集まる場であるため、喧嘩やトラブルとなるケースも珍しくありません。
やはり、親戚ならではの妬みや嫉み、お互いに何かと気を遣わなくてはいけないことが多いのでしょう。
そこで、結婚式でよくある親戚との喧嘩の理由や原因をご紹介致します。
親戚を招待するかどうかのトラブル
結婚式では、顔合わせということもあり、お互いの親戚を招待することが多いでしょう。
しかしながら、親戚を招待するかどうか、またどこまでの親戚を招待するか、というのは結婚式によって様々であり、それぞれの家庭の事情や結婚式の規模でも変わるでしょう。
しかし、周りからの理解を得られないと、そのようなことでトラブルとなってしまうことがあります。
例えば、「結婚式に呼ばれていない」と親戚から言われることもあれば、「結婚式に参加したくない」という親戚もいるでしょう。
新郎新婦それぞれの親戚を呼ぶことから、お互いの人数を考慮して、親戚を呼ぶ人数を減らすこともあるでしょう。また、結婚自体に反対していたり、元々仲が良くない親戚が参列を拒否してきて、揉め事となるケースもあります。
また、他の親戚から「○○を呼んでいないのはおかしい」などと、後から不満を言われることもあり、何かと面倒なことになるのです。
誰を呼ぶ、呼ばないというのも、後々引きずってしまうトラブルや喧嘩の元と言えるでしょう。
席順でのトラブル
続いては、結婚式の席順でのトラブルが挙げられます。
誰がどこの席に座るか、という席順は、結婚式の決め事の中でも頭を悩ませる事の一つと言えるでしょう。
親戚というのは身内ではありますが、一種の上下社会とも言い換えられます。
そのため、「なんでこの席なんだ」「どうして隣の席がこの人なのだ」「もっといい席に座らせるべきだろう」などといった問題が起こってしまいます。
中には、席が気に入らないため帰ってしまう列席者がいることもあり、結婚式という場でそのような態度をとる人に対してさらに反発する人がいたりと、お互いが不満を持つことで喧嘩に発展するのでしょう。
ご祝儀でのトラブル
続いては、結婚式でのご祝儀トラブルです。
どの場面においても、親戚同士の金銭トラブルというのは付きものかもしれません。ご祝儀というのは気持ちでもありますので、金額によっては礼儀を欠いた印象を受けてしまうと、トラブルとなることもあるのでしょう。
例えば、「家族で参列して、たったこれだけのご祝儀とは失礼だ」「あの子には多めにあげていたのに、なんで私には少ないの」など、それぞれの価値観や常識、また親族同士で比べてしまうことで、不満を抱いてしまうのでしょう。
このように祝いの席においても、席順やご祝儀に関して、親戚同士の揉め事や喧嘩というのは起こってしまうものなのです。
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まだある親戚と喧嘩・トラブルになる原因
親戚の方と気まずい関係になるのには、やはりそれなりの理由があります。全国で親族トラブルに悩まされている方は、いったいどのような事象に心を傷めているのでしょうか?
遺産相続で揉めてしまう
親戚との仲がこじれてしまう原因として、遺産相続があげられます。遺産といっても故人が残した預貯金や株式などのお金のほか、田舎の土地や都会のマンションなどの所有物も含まれます。遺産が大きければ大きいほど揉めるのかというとそうではなく、最近では5,000万円以下や1,000万円以下の少額遺産であっても、親戚同士で揉めるケースが増えてきています。
戦争が始まる前の日本では、遺産はすべて長男が引き継ぐもの…というモラルが敷かれていました。けれども日本の景気が良くなるにつれて、長男信仰は減少。核家族が増えてきたため兄弟同士のコミュニケーションも少なくなり、いざとなったときに揉めてしまう残念な世の中の流れになってきています。
たとえば父が亡くなったあと、実のお子さんと継母が遺産をめぐってトラブルになるケース。両親が他界したあとに、実家の所有権や田畑・預貯金について兄弟間で揉めるケース・介護のありなしなどの感情が入り遺産分割がうまく進まないケースなどがあります。遺産相続で揉めないようにしたい場合は、両親が元気でしっかりしているうちにハッキリ明確な遺言状を残してもらうことが大切です。話しにくいことかもしれませんが、両親が他界する前に、未来のお金について親子や兄弟間で話し合っておくことも重要です。
借金など、金銭的なトラブルがある
親戚関係がこじれてしまう原因として、特に目立つものが「金銭を交えたトラブル」です。たとえば競馬やギャンブルが大好きな叔父さんがいて、毎月のお給料や年金が底をつくたびに借金の申し込みに押しかける・結婚後の新居に居候のように遊びに来て、生活費をねだるいとこがいる…などの具体例があります。
「親戚だから仲良くしないと…」と思うあまり、あれこれ手を焼き過ぎてしまうと、ますますこの関係はエスカレートしてしまいます。
ひどい場合は生活の軸が「自分の家族」ではなく「特定の親戚の人」になってしまうため、金銭の授受によって自分のライフスタイルそのものが立ちゆかなくなることもあります。
貸してあげられるお金がまだあるうちは何とかやっていけるのですが、貸してあげられるお金が無くなると縁も切れ目。とたんに親戚からDVのようなひどい暴力を振るわれたり、強い言葉で恫喝されたり、肉体的・精神的に追い詰められてしまうこともあります。
「親戚だからお金の貸し借りは当たり前」というのは、古いモノの考え方です。本当にお金のやりくりに困ったならば、住んでいる自治体の支援制度を利用する、国の生活保護を受給する、銀行や消費者金融からお金を借りる…などのいくつかの選択肢があります。
多少の血縁関係があっても、本来であれば親戚間でのお金のやり取りはしない方がベター。
どうしても貸さなければならないシチュエーションになったときは「貸したお金は返ってこない」と思っておく方が大切です。とても仲の良かった兄弟や親子・叔父や叔母との関係が、お金の貸し借りひとつでバラバラと壊れてしまうこともあります。
お金はとても便利なものですが、ときとして人間関係を壊す麻薬のような存在に変わることもあります。お金はトラブルを生み出すもとと捉え、どんなときでも慎重に扱っていきましょう。
「価値観のちがい」に悩まされる
親戚とのトラブルの原因として考えられるのが、価値観の違いによるものです。会社でも年の離れた上司と、若い部下との間で意見の食い違いのような「ジェネレーションギャップ」が起こることがあります。昔の日本では地域との関係が密着で、横のつながりよりもタテのつながりの方が重視されてきました。
年齢の離れた人同士が、地域の会合や祭りで触れ合う機会が多かったため、お互いの存在を尊重しあうムードが適度にあり、今ほどいざこざやケンカは多くなかったのです。
価値観の違いによる親戚トラブルの事例として例えば「実家に帰るたびに、独身はダメだ、早く結婚しろしろと親戚が口うるさい」「3人目の子供はまだかまだかと…親戚のおばさんから電話攻撃がある」「女がいつまでも仕事しているのは、保育園生の子供が不憫だと、親戚から責められた」などのケースがあります。
これらのケースに共通していえることは、どれも価値観のズレによる言葉の攻撃だということ。良かれと思って言ったひと言が、相手を傷つけていることがあるのです。
こういったトラブルを引き起こしかねないモンスター親戚の心の中には「自分の価値観は絶対だ」という揺らぎないモノの見方があります。世間の物差しをそのまま目の前の事象に当てはめようとするため、無理が生じたり親戚同士のわだかまりに発展してしまうのです。
このような親戚からの言葉による攻撃が顕著にひどくなったら、まずは一定の距離を取ることが大切。感情的な相手に感情で攻めても意味がないため、こちらが一歩大人になって、冷静なふるまいをおこなうことが大切です。
結婚や出産・働き方などライフスタイルのひとつひとつは、本来自分自身が決めるべきもの。
どんなに血が繋がっている親族であっても、立ち入り過ぎてはいけないプライベートの壁もあります。お互いがお互いのことを尊重しあえば、このようないざこざは起こらないはずです。
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モンスター親戚と喧嘩にならないための対処法
ここまで、冠婚葬祭で親戚と喧嘩になる原因や理由をご紹介してきましたが、親戚というのは身内でもありますから、できることなら喧嘩などせずに穏便に過ごしたいですよね。
叔父や叔母、実の父親や母親、いとこやはとこ・兄や妹、姉の旦那や継母…。血のつながっている親戚・血のつながっていない義理の親戚と何らかのトラブルが起こってしまったとき、どのような対処をしていけば良いのでしょうか?
そこで、冠婚葬祭の場だけでなく、親戚と喧嘩やトラブルとならないための対処法をご紹介したいと思います。
「ふだん」の付き合いを大切にする
モンスター親戚はいきなり爆発するわけではありません。
それまでに何らかのサインがあり、そのサインを受け止められなかったときに、大きな爆発に結び付くケースが多いもの。小さな爆発を引き起こさないためにも、当たり前ですが日頃のお付き合いを大切におこなうことが大切です。
例えば季節の変わり目にお中元やお歳暮を贈る、年賀状を出しあう、古希や還暦などのお祝いごとには心ばかりのプレゼントやお祝いを贈るなど…ふだん付き合いにできることは、たくさんあります。
どれもこれも完璧におこなおうと思うと、やはり精神的な負担が圧し掛かってきます。「親戚付き合いって面倒臭い」とマイナスに捉えてしまうことにもなりかねないため、ほどほどのお付き合いを心得ておくことが大切。
自分にできることは気持ちよくおこない、無理だと感じたことはできないこととして手を付けないでおく。メリハリのあるおこないが、円満な親戚付き合いのポイントです。
常日ごろから適度なコミュニケーションを取っておくと、お互いを大切にする温かい気持ちが生まれてくることがあります。
不快に思うようなトラブルを事前に防止することもできるため一石二鳥。この人は嫌だな、親戚をやめたいな…と思うケースも減っていくため、居心地の良いライフスタイルが築けるようになります。
付かず離れずの距離感を大切にする
「この人、少し変わっているな」と思う人がどこの親戚の中にも1人や2人いるものです。そんなときに無理に自分から責めてしまうと、借金の督促や遺産・介護トラブルなど、何らかの負のゾーンに引きずりこまれてしまい、嫌な思いをしょわされてしまうことがあります。
職場やご近所付き合いにも共通して言えることですが、どんな人間関係であっても「適度な距離感」というものは必要です。どんなに血のつながっている血縁関係であってもベタベタし過ぎると、お互いのプライベートゾーンに顔を突っ込むことになり、あまり気持ちの良い関係が築けなくなります。
パーソナルスペースと呼ばれる居心地の良い距離感を保てるようになると、相手の悪いところよりも良いところを客観的にみられるようになります。
近すぎると無理が生じる問題であっても、一定の距離を保っていると「良いこと」に転じることもあります。親戚とは一定の距離をあえて取る…トラブルを感じたときにこのポイントを抑えておくと、心神喪失の状態になったり、これ以上の被害をこうむることはまずありません。守るべきものは何なのか、考えるきっかけを与えてくれます。
第三者に相談してみる
親戚関係がこじれてしまったとき、にっちもさっちもいかなくて苦しむことがあります。
こんなときは、利害関係の少ない第三者に相談してみることもおすすめです。地域の保健センターでは、秘密を守りながらあなたの心の悩みに答えてくれることもあります。金銭的な悩みであれば、法テラスなど国が主催する無料の法律機関に相談する手もあります。
大切なことは「1人で悩みすぎないこと」。
トラブルだと思っていることが第三者に話すことによって「簡単な問題」である可能性もあるからです。1人で悩み過ぎてしまうと、自分や家族を必要以上に責めたり、心と体のバランスが乱れて体調を崩してしまうこともあります。あなたの抱えている問題は、実は世の中にありふれている問題かもしれません。「我が家だけは特別…」と思い込みすぎずに、ココロの扉を開放してあげることも重要です。
よく話し合う
まずは、親戚同士でしっかりと話し合うことを大切にしましょう。
親戚同士が関わるような事柄に関しては、細かいことでも話し合ってお互いで決めていくことが大切です。
特に冠婚葬祭という場面では、決め事が多いためにトラブルになってしまうことがありますので、それぞれの考え方や風習、また親戚同士の力関係であったりと、その身内ならではの関係性を考慮して、話し合いましょう。
できるだけみんなが納得できる形で物事を進めるために、意見を交わすことが重要となります。
また、親戚だけの意見に振り回されることのないようにすることも大切です。
例えば、葬儀を親戚に言われるがまま行い、予算をはるかに越してしまっては大変な事になります。そのような場合も、予算をしっかりと伝えるなどして、話し合うことが必要となります。
話し合いをせずにいると、お互いに意図することが分からず、勘違いして喧嘩となることもありますので、事前にしっかりと考えを伝えることがポイントです。
礼儀を尽くす
続いては、礼儀を尽くすことを意識しましょう。親しき中にも礼儀ありという言葉があるように、親戚だからこそ、礼儀を重んじるように気を付けましょう。
例えば、親戚の集まりにはしっかりと顔を出すようにしたり、お中元やお歳暮といった物や、親戚のお祝い事など、そのようなことに出来るだけ気を配ると良いでしょう。
というのも、不公平を感じると人は不満を募らせてしまうものですので、お互いが公平になるように気を遣うことが大切です。
不満が積もり積もると、大きな喧嘩やトラブルとなってしまう可能性がありますので注意しましょう。
しかし、礼儀を尽くすあまりに損をしてしまうことのないよう、常識の範囲内で親戚側に合わせることが重要でしょう。
フィフティフィフティを心掛けることが大切です。
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親戚にいる悪い人の3つの特徴を知っておこう
次にトラブルメイカーとなりやすい親戚の特徴を見ておくことにしましょう。大きく3つの特徴がありますのでフィルターをかけて観察すれば事前にトラブル回避できるはずです。
要求をしてくる親戚
親戚で悪い人の見分け方としてまずは、要求をしてくる人がいます。
要求にも種類がありますが、まずはお金をせびってくる人です。
お金が無いときに一番お金を借りやすいのは家族であり身内です。
身内の中でも、親戚だからといって失礼な仕方でお金を借りてくることがあります。
例えば、何度も「お金を貸して欲しい」、「お金が無くて困っている」と言ってお金をせびってくる人や、親戚同士なので困っているときは力を貸すことは当然だと思っている人は失礼な仕方でお金を要求してくる事例になります。
本当にお金に困っていたとしても、高圧的な態度や親戚という身内を利用してお金を要求してくるのは失礼であり、良い人とは言えません。
悪い人にお金が絡むとトラブルの元になり、家族の関係に悪影響をもたらすこともあります。
また、要求してくるものには、結婚の催促をしてくる人もいます。
親戚同士で集まったときに身内の中の1人が年齢が適齢期であり、結婚していなければ結婚の催促をしてくる人もいます。
結婚というのは身内にも関わってくる問題なので、結婚の話が出てくるのは仕方がないときもありますが、悪い親戚であれば結婚していないことは悪いことだという風に言ってくることがあります。
結婚しないのは自分の性格に問題がある、結婚しないことは家族に恥をかかせているなど、結婚していないことに対して批判をしてくる親戚もいます。
批判をしている親戚は、その人のことを本当に思って結婚を要求しているのでは無くて、自分のためやただ結婚という言葉を利用して恥をかかせたいと思っているだけなので、悪い親戚の典型的なパターンになります。
自慢をしてくる人
親戚の中で悪い人には自慢をしてくる人もいます。自慢をするのは悪いことではありませんが、自慢の度が過ぎるといけません。
例えば、自分の子供が有名な進学校に入ったときは、自分の子供は賢いと言ってくるかもしれません。
それだけであれば、まだ害は無いと言えますが、そこで違う親戚の子供を馬鹿にしてくるのは悪い人です。
自分の子供が進学校に行っていることに、さらに付加価値を付けようとして親戚の子供の行っている学校と比較して馬鹿にするように自慢してくることは悪い親戚だと言えます。
また、自分の仕事が繁盛していたり、ハイスペックな仕事に就いていたりする人も、その点を自慢してくることがあります。
自分はハイスペックな仕事をしていて、他の人とは違うということを自慢してくる際に馬鹿にしたような態度をとってくることもあります。
他の親戚との優越を図ろうとして比較して自慢してきたり、馬鹿にしたような態度をとる人は親戚としても失礼であり、悪い人だと言えます。
隠しごとをしている
人によっては隠しごとをすることはあるかもしれませんが、隠しごとでも悪い方に働かせてしまうと悪影響につながります。
悪い親戚であれば、ヒソヒソ話や噂話を行うことがあります。
だれか親戚の中でも快く思っていないものがいるなら、評価を下げようとして根も葉もない噂話を行う人もいます。
良い噂というのは広がりにくいですが、悪い噂はすぐに広まって自分に悪影響をもたらすことがあります。
噂話やヒソヒソ話は出どころが分からないことがあり、誰から始まっている話なのか特定することも難しいです。
その点を利用して害を与えようとする親戚は悪い人になります。
親戚の悪い人にはこのような特徴があります。
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親戚の見分け方で悪い人へと判断した際の対処法
性急に行動せずに確固とした態度を貫く
悪い親戚でお金の要求や結婚の要求をされた際に、切れてしまってはいけません。
相手がどんなに悪いことを言っていたとしても、切れてしまって手を出してしまい喧嘩に発展させると、悪いのは手を出した自分となってしまいます。
そのため、性急に行動せずにある程度我慢をして、自分の考えを相手に伝えるようにすることが大事になります。
お金を要求されてきても、「自分には貸すだけのお金が無い」、「将来のために貯めているお金などで貸せない」と自分がお金を貸せない理由や結婚しない理由などをしっかり説明することにより、要求してくる悪い親戚に対処することができます。
やってはいけないことは手を出してしまうことです。
自分の意見をはっきり伝えることが大事になります。
本気に捉えないようにする
親戚で自分のことを自慢してきたり、比較して馬鹿にされるような態度を取られたときに、本気に捉えてしまって喧嘩をしてしまうと親戚同士の仲は悪くなります。
相手が自慢や小馬鹿にしてくるようなことを言ってきたときに、本気で相手のことを捉えないようにすることが大事です。
相手が馬鹿にしてきても、自分は自分の仕事ややるべきことをしっかり行なっているという確信を持つことにより、悪い親戚の言葉に振り回されることは無くなります。
過剰に相手の言葉に反応してしまうのは、自分でもその点が少し根に持っている、嫉妬しているところがあるからかもしれません。
しかし、嫉妬心などから喧嘩に発展するのは悪いのは自分ということになるので、自分にある程度の自尊心を持つことや相手に振り回されないようにすることが大事になります。
気にしないようにする
悪い親戚によって噂話やヒソヒソ話をされて、悪いイメージがついているとその発端となった犯人を見つけてやると思うかもしれません。
しかし、犯人を見つけても話し合いで解決するのは難しいこともあり、そのように行動すると喧嘩や不仲をさらに促進させてしまって、親戚トラブルがさらに増してしまうことになります。
親戚同士のトラブルへと発展させないためには、気にしないことが大切です。
噂話があっても自分の言動によって、それらの話を払拭させることができます。噂話やヒソヒソ話というのも長くは続かず、ある一定の期間は経てば無くなってしまうものです。親戚同士でもそれは同じです。
そのため、過度に噂話を気にせずに自分のやるべきことをしておけば、それらの話も真実味は帯びてこなくなり、やがて消えてしまいます。
このようにして対処していくことができます。
親戚トラブル・喧嘩についてのまとめ
親戚の中でも良い人もいれば、悪い人もいます。
悪い人がいた場合の自分の対処としては、気にしないことや自分の気持ちをはっきり伝えることです。
ただ、柔軟性も必要になってくることもあるので、喧嘩になりそうな場合は少し言葉を和らげていくことなども必要になります。
悪い親戚であっても身内としている以上、多少の付き合いは出てきます。
その際に、自分が過度に相手に反応しなければ、大抵のトラブルは回避することができます。
悪い親戚の見分け方をして、その際に対処方法を考えることにより、親戚でかかるストレスや問題に振り回されることは無くなると思います。
人間関係が希薄になっている今の世の中では、親戚同士のトラブルも増えていっています。大切なのは適度な距離感と、ココロの平和です。問題が起こってしまったら、一度気持ちをクールダウンさせ、何ができることか・何ができないことか客観的に考えてみましょう。
自分だけで抱えきれない大きな問題にまで発展したら、自治体や警察・法テラスなど第三者機関を上手に利用しながら、上手に乗り切ることも大切です。「血がつながっているから…」とモンスター親戚を甘やかさないことも、自分の幸せを確立するハッピーの法則になります。どうぞ頑張ってみてください。