喧嘩・トラブル・アクシデント 結婚スタイル

夫の両親と同居するならメリット・デメリットを理解して姑とのトラブルを未然に防ごう!

大好きな彼氏と結婚が決まったけれど、お姑さんたちとの同居が条件。そこで二の足を踏む方も多いかと思います。

かといって、そのためだけに彼氏との結婚を諦めるのも嫌ですよね。

そんな方は一度じっくり同居の仕方を考えて、快適な結婚生活を目指してみましょう。


夫の両親(姑)と同居するメリット・デメリット

同居のメリット・デメリット

普通はまず、同居イコール大変そうだと、デメリットを考えてしまいがちです。
でも、物事には必ずメリットとデメリットが存在します。
二世帯住宅になるのか、完全に居住空間をシェアするのかでも違ってくると思いますが、大まかにメリットとデメリットを考えてみましょう。

同居・姑がいるメリット

  1. 家事を分担したり任せたりできるので、仕事を続けることができる。
  2. 生活費を軽減できる。
  3. 子供ができた場合、子供の面倒を見てもらったり家事を手伝ってもらえる。
  4. 子どもに関してのアドバイスを受けることができる。

同居・姑がいるデメリット

  1. 色々口出しされて、自分のペースで家事を進めることができない。
  2. 同じ空間にいつもいることで、夫との二人の時間が少なくなる。
  3. 子供ができた場合、育て方や教育方針に口出しされる。
  4. お姑さん達ともめごとが発生した時、夫が味方に付いてくれないと不信感が増してしまう。

他にもいろいろとあると思いますが、大まかに考えるとこういった問題から発生することがほとんどだと思います。
でもよく見てみると、メリットとデメリットは表裏一体で、受け止め方の違いという事と考えることもできます。

お姑さんがいてくれると助かることは助かるけど、ちょっとウザい。
本音はそんなところかと思います。

大好きな彼の親だからウザいなどと言いたくないけれど、別居している友達が羨ましく感じる事もあるかもしれません。
でも、親御さん達が遠くにいる人にとっては、子供の面倒を全部見なければならないし、仕事にも出られない、と同居されてる人を羨ましく思う事もあると思います。

いずれにせよ、メリットとデメリットを具体的に夫と話し合って、お互い納得できる形で結婚生活を始めることが理想だと思います。

今のシニア世代は昔と違ってアクティブな方も増えています。

嫁が来たから私は自由に遊べる、と考えて家事全般を嫁に任せてしまう方もいるかもしれません。

人間の性格は千差万別です。同居を考えた時は、まずお姑さんたちの性格をよく観察して、どうしたらお互い快適な生活を送ることができるのか検討する事が大切ですね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

完全同居か二世帯住宅での同居か

完全に同居するのか、二世帯にして基本生活は別にするのかでも事情が変わってきます。

姑・小姑とキッチン・お風呂をシェアするのかしないのかは重要

共用のバスルーム

極論、キッチンとお風呂をシェアするのかしないのか、そこが分かれ道です。

キッチンが一緒だと、ご飯作りは親に頼めるけれど、自分が料理を作る余地がない事への不満がたまることもあります。

お風呂が一つだと、入るタイミングや入った後の汚れなど、余計なことに気を遣わなくてはならなくなります。
洗濯は一緒にするのか、テレビのチャンネル権はどうなるのかなど、細かい事のようですが毎日の事である以上、争いの種になる事もあります。
大好きな夫の両親ではあっても、元は他人です。

全て自分の望むように暮らすのは難しいという事を理解して、少しでも歩み寄れるような努力は必要なのではないでしょうか。

色々な方の意見を聞いてみると、家屋は一緒でも生活は基本別にするのが一番無難な方法のようですが、それができないご家庭も多いかと思います。

メリットとデメリットの項でも述べましたが、これはやはり夫としっかりと話し合っておくべき課題です。

キッチンやお風呂まで一緒にするのなら、あらかじめ最低限の約束事を決めておけば、トラブルや不満は少なくなるのではないでしょうか。
その約束事を守れないお姑さんたちに対しての不満も出てくるかもしれません。

そうなったらそこは夫の出番です。
だからこそ最初に夫と、こうなった時はこうしてね、という約束を交わしておく必要があるのです。

二世帯住宅については下記記事も参考にしてみてください。
関連:二世帯住宅にしたくない時の対処法とメリット・デメリット

「絶対に同居はしない!」という選択もあります

断固として断る

お姑さんとの同居が嫌で結婚自体がダメになったら、こんなに悲しい事はありません。

でも、夫がいくら素晴らしい人でもその親御さんや小姑さんを好きになれない、というケースもあります。
離れて暮らしていれば何とか我慢ができるけれど、一緒に暮らすのは絶対に無理だと判断することもあるでしょう。
いくらお姑さんから同居してほしいという希望があっても、一緒に暮らすくらいなら結婚したくないと思う事もあるかと思います。
そういう時は、嘘も方便です。

夫と協力して、同居したいけれどできない、という状況を作ってしまうのも一つの手です。

一緒に住みたくない、とは言えませんし、言ってしまったらこれからの結婚生活に暗雲がたちこめてしまいます。

仕事の都合その他、二人で知恵を絞ってお姑さんたちを説得してみましょう。その場合、話のほとんどを夫に任せるのが一番平和的な解決方法です。ただし、自分は顔を出さないで夫だけに話をさせるのはいけません。

ちゃんと自分も同席して、あまり口を挟まない。

これがお姑さんたちを一番うまく納得させるシチュエーションです。これは色々なことに応用が利きます。

何か大切なことを話すときは、必ず一緒にいる事。夫だけに話をさせると、○○さんがそう言ってるのねと、あらぬ疑惑を持たれてしまいます。下手すると夫まで、話の流れで○○がそう言えって、というような方向に持って行ってしまうかもしれません。

あくまで夫の意見だという事を全面に押し出して、話を進めるのを監視すればいいんです。

時にはちょっとお姑さんのかたを持つのも効果的かもしれません。ずるい、と感じるかもしれませんが、これから先ずっと付き合わなければならないのです。

悪い印象はできるだけ与えないのが、幸せな結婚生活を送る一つの方法だと割り切りましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

同居後に姑トラブルが起こった場合

最初にいくら取り決めをしておいても、どうもうまくいかないケースも多々あります。

嫁姑関係以外にも日常にはトラブルがある

日常的な夫婦喧嘩

毎日顔を合わせているのですから、当然のことかもしれません。自分の親とだってトラブルはおこるし、お姑さんがいなくても夫婦喧嘩はあるのですから。

ただ、お姑さんたちとのトラブルは精神的に根深いものになってしまいがちです。だから同居は嫌だったんだ、という思考になってしまいます。

そうなるともう、顔を見るのも嫌になってしまう事も少なくありません。そんな時は、言葉通り顔を見なければいいんです。あまり我慢をしない、これも同居の一つのコツです。

逆にお姑さんたちがいつもいい顔をしているのに、陰で嫁の不満ばっかり言っていたら嫌ですよね。それと同じです。ケンカになってもいい、不満があったらぶちまけてしまってもいいのではないでしょうか。

どうしても深い亀裂ができてしまい同居が無理だと感じたら、その時はその気持ちを話してしまいましょう。お姑さんたちが改心(?)してくれたらラッキー、ダメなら別居すればいい。そのくらい本音でぶつかるのが、もしかしたら一番いい方法なのかもしれません。

参考:嫌いな小姑と上手く付き合っていくための方法

子供がいる場合、子ども教育や進路に関して姑が口を出すトラブルも

祖母と孫

自分たちの子どもは、お姑さん達にとっては可愛い可愛い孫です。同居している限り、お姑さんたちの影響は良くも悪くも避けることはできません。

その事だけは覚悟しておいた方がいいかもしれません。そして、これだけはやってはいけない事。それはお姑さんたちの悪口を子供に言うという事です。どんなに不満があっても、子どもにだけは悪口を言ってはいけません。

万が一、お姑さんたちが嫁の悪口を子供に言ったとしても、です。これは、後々大きなトラブルの原因になるという理由もありますが

何よりも子供が一番困ってしまうからです。ママはお婆ちゃんお爺ちゃんがきらいなんだ、という事実は子供にとってとても悲しい事実なのです。

それだけでなく、子どももお姑さんたちを嫌いになったり、ひどい時には意地悪をしたりいじめたりする事態にも発展してしまいます。優しい子供に育てたいのなら、これだけはタブーだと覚えておいてほしいと思います。

愚痴は、子どものいない時に夫やママ友にぶつけましょう。

まとめ

これまで暮らしてきた環境も違うし、性格も違うし価値観も違うお姑さんたちとの同居。

一緒に暮らすと決めたならば、仲良く楽しく暮らしたいというのが普通の心情です。お互い歩み寄ることももちろん大切ですが、甘えるところは甘えて、言いたいことは言う、それも必要なのではないでしょうか。

甘える時には、多少大げさにでも必ず感謝の気持ちを伝える。お姑さんたちの行動に不満がある時は、言葉をよく選んでしっかりと話す。

その場が気まずくなっても、後々の事を考えるとその方が結果的にうまくいくというケースも多いはずです。そしてやはり一番大事なのは、夫との関係です。

夫との関係と、夫とご両親との関係、最終的にはそこがカギになります。夫がどっちかの味方に偏ることが、一番大きな問題です。
そういう意味では、嫁よりも夫の役割が大変なのかもしれません。

仕事で疲れて、帰ったら嫁と姑のトラブル…確かに嫌だし大変ですよね。でも、それは夫の重要な役割であり義務なのです。それをしっかりと夫に分かってもらってから、同居を始めましょう。

実際、夫があまりにも親のかたばかりもつことが原因で離婚になったケースも少なくありません。そんな悲しい事態にならないように、あらかじめ夫としっかり話し合って結婚生活をスタートさせましょう。

同居前から夫の考えがお姑さん寄りで、自分をないがしろにしていると感じたら、結婚自体をもう一度考え直してもいいのかもしれません。これは、彼の「人となり」の問題なのですから。

ご両親との同居を避けられたとしても、縁が切れるわけではないのです。
事あるごとにお姑さんたちを優先して行かれたら、自分も悲しいですし、子どもも幸せになれないのではないでしょうか。

これから結婚して同居される方たちが、きちんと話し合って、同居してお互い幸せと思える暮らしができることをお祈りしています。

また、姑さんとの関係については、下記記事のタイプ別を見ておくと役に立つかもしれません。
関連:姑への仕返しはタイプ別で考える事が大切です!【完璧主義?べったり?意地悪?】

-喧嘩・トラブル・アクシデント, 結婚スタイル