自分の妻はモラハラ妻…?と思った時に読みたいモラハラ妻の特徴と予防法・対処法
モラハラという言葉が浸透して久しく経ちます。男女問わず傾向の強い人はいますし、企業内だけではなく家庭内においても問題となっているのが現状です。
本質的には、最近になって出てきたモノではないでしょうが、よりパブリックに意見や情報発信が可能となった現代だからこそ、より露呈し向き合っていく必要性が出てきているのだと思います。
しかし、昔の人は忍耐強かった等と思う必要はありません。
今回は、家庭内における「モラハラ妻」をテーマにその特徴や対処法を見ていきましょう。
目次
もし、モラハラ夫についての記事をお探しであれば、「モラハラ夫の典型的な6つの特徴と知っておくべき対処法」をご覧ください。
自分の妻はもしかしてモラハラ妻?
夫婦問題の一つとして、今話題になっている「モラハラ」。
今まで我慢していたが、もしかして自分の妻もモラハラ妻なのでは…?と思い始めた方も意外に多くいるのではないでしょうか。
まずは、モラハラの定義や、モラハラ妻と呼ばれる女性の特徴や前兆について見ていきましょう。
モラハラとは?
モラハラの正式名称は「モラルハラスメント」です。
そして、モラルハラスメントとは、1990年代に精神科医によって提唱された言葉で、「陰湿な言葉や態度によって精神的に相手を追い詰める行為」のことを指します。
DVとは違い腕力でねじ伏せるものではない為、中々被害が見えづらく、世間に認知されるのが遅かったとされています。
モラハラ妻の特徴とは
モラハラ自体は、家庭だけでなく職場や学校などあらゆる場面で発生すると言われていますが、現在その被害が多いと言われているのが家庭内モラハラです。
更に、急激に増えているのが妻から夫へのモラハラだと言います。
そのモラハラ妻の特徴を見てみましょう。
- 人格や能力を否定する
- わざと聞こえるように嫌味や文句を言う
- コンプレックスや弱点をストレートにぶつけてくる
更に、妻から夫へのモラハラに限定した場合に多いのが下記のような言動です。
- いつもイライラしている
- 行動を束縛してくる
- 自分の非を認めない
- 会話をしてくれない
これを見ると、「何だ、こんな事か」と思ってしまうような気もするでしょう。
実際、家庭内モラハラは、明確に「これをされたから(言われたから)モラハラだ」と定義出来るものではありません。
職場や学校のようにある程度気を遣う場所ではなく、本音でぶつかり合う事が普通とされる家族の間の問題だからです。
しかし、このような言動が日常的になると、次第に精神状態に異常をきたしてくる事も事実です。
以前は専業主婦で社会的立場が低い女性が多かったため、妻が夫からモラハラを受けるケースがほとんどだったそうです。
しかし、現代では女性の社会進出も進み、立場も中立・または逆転している夫婦も多い為、夫が妻からモラハラを受けるケースが増えたと見られています。
当然の流れと言えば当然かもしれません。
モラハラ妻が発する特徴的な発言とは
「男のくせに!」といった趣旨の発言が目立つ
モラハラ妻は男性と女性を明確に区別する傾向にあります。自分が出来ないことは女性だから仕方がないと考える一方で、女性に出来ないことは男性なら出来るはずで、夫はそれをやるべきなのだ、と決め付けることが多いのです。
そのため、夫が自分の意思に沿った行動を示せないときに「男のくせに何をウジウジしてるの?」「男だったら黙ってやりなさい」といった発言を繰り返します。
それがエスカレートすると、夫を見下す際の枕詞として「男のくせに」という言葉を使うようにもなります。「男のくせに何でこんな給料しか稼げないの?」といった発言はその代表格とも言えるものです。
「男なのにそんなことも出来ないのね」といった趣旨の発言は立派なモラハラであり、看過すべきものではありません。
「知らない」「覚えが無い」などのとぼけた発言が多い
モラハラ妻には、自分にとって都合の悪いことを無かったことにするという特徴があります。
理不尽が起きた際に「あのとき、君がこう言ったからそうしたんだけど」と事実を伝えて反論したとしても、「私はそんなこと知らない」「そんなこと言った覚えは無い、勘違いしてるんじゃないの?」など、とぼけた発言をしてその場を切り抜けようと考える女性が多いのです。
知らない、覚えていないと言われてしまうと、理屈でそれ以上の追求をすることは困難になります。それでも食い下がった場合に「うるさい!」などと逆上するのもモラハラ妻の常套手段で、最終的には感情で解決させようとしてきます。
また、説得を続けようとしても聞く耳を持たなないばかりか、無視を決め込んでしまうというのもモラハラ妻に多く見られる特徴の一つです。
「嘘つき」「バカ」などの感情的な発言を繰り返す
夫がどんなに正当な理由を示したとしても、モラハラ妻は約束を守れなかった夫に対して「嘘つき」と断罪します。
公共交通機関が事故で渋滞したせいで約束の時間に間に合わなかったときも、突然の仕事で遊びに出かける約束を守れなかったときも、単なる嘘つきとして扱われてしまいます。モラハラ妻にとっては理由など二の次であり、何よりも「自分の思う通りに物事が進まなかった」という結果を許すことが出来ないのです。
「バカ」「クズ」「へたくそ」「ハゲ」のような、直接的で感情的な言葉を頻発することもモラハラ妻にとっては日常茶飯事です。
これらの言葉には会話を成り立たせる性質が含まれておらず、ただ夫を罵倒して侮辱するためだけに利用する言葉です。
とても残念なことですが、モラハラ妻は精神的に幼く拙いことも大きな特徴なので、追い込まれた場合には攻撃的な言葉を多用して捨て台詞のように撒き散らしながら自己正当化するきらいがあるのです。
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自分の妻はいつからモラハラ妻に?
とはいえ、いくら自分の妻が酷いモラハラ妻だったとしても、結婚当初はそんなことは無かったはずです。好きになって、恋愛をして、結ばれたはずです。
では、どんな女性がモラハラ妻になりやすく、どのようなきっかけでモラハラ妻となってしまうのでしょうか。
モラハラ妻になりやすい女性とは?5つの傾向
モラハラ妻になりやすい女性には特徴が見られると言われています。代表的な特徴を5つ見てみましょう。
- プライドが高い女性
- 細かな指示が多い一方、自分では行動を起こさない女性
- 人に感謝することが極端に少なく、自分にはやたらと甘い女性
- 喧嘩が長引く女性
- 気分屋で独善的な性格
- 友人が少なく、人と接する際の態度が悪い
- 両親の思考を受け継ぎすぎている
- 外ではおとなしい女性
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
プライドが高い女性
まずは、「プライドが高い女性」です。これは何となく想像できるかもしれませんね。
自尊心が傷つきやすい女性は怒りの沸点も低いため、すぐに攻撃的になる傾向があります。一度落ち着いても、気に障ることを言われるとまたすぐに頭に血が昇る…という無限ループに陥り、モラハラに繋がってしまうということです。
プライドが高い女性は自分自身が傷付くことを極端に嫌います。また、同時に自己防衛を行うために本能的にバリアを張る傾向にあり、その防衛手段の一環として「夫を攻撃する」という手段を講じる場合があるのです。
自分にとって不都合なことを言わせないために、先制的に夫を貶したり、厳しい言葉を投げかけて牽制したりといった行動を取る女性は多く存在しています。
攻撃は最大の防御という言葉もありますが、まさにそれを実践して夫の言論を封じ込めるための行動を無意識に取る女性は、プライドが高いことが多いのです。
それに連動して、外面が良い女性もモラハラを起こしやすくなります。プライドが高い女性は周囲の人物に対して自分をよりよく見せたいと考えることが多く、等身大のサイズ以上に他人から羨ましがられる人間でありたいと願いがちです。
そのような特徴を持つ女性は、夫の収入や発言に対して過剰にネガティブな反応を示す可能性があり、夫から見れば理不尽な理由で不当な扱いをされる確率が高くなります。
細かな指示が多い一方、自分では行動を起こさない女性
夫に対して常に細かな指示を出し続ける指揮官タイプの女性も、モラハラ妻には多くみられるタイプです。部屋の片付けや洗濯ものの対応、買い物などにおいて事細かな指示を出す女性は、「夫は女性の意見や意思に従って動くものだ」と決め付けている場合が多く、この思想がモラハラに直結します。
女性の意のままに行動できているうちはまだ大きな問題にはなりませんが、指示に従わなかったり、従ったものの女性が思い描いた結果とは違う結末を招いたりした場合には、モラハラが降りかかってくることが多くなるでしょう。
また、起床時刻から入浴の時間、就寝時間などに細かく、夫を管理したがる女性が多いこともモラハラ妻の特徴の一つです。
そのような指示が多く、男性を管理する姿勢を貫き、なおかつ自分自身は行動をほとんど起こさない女性は極度のモラハラ妻として警戒すべき存在です。このようなタイプの女性は、行動に伴う責任を全て男性側に押し付け、女性であるという立場を巧みに利用しながら男性を矢面に立たせる性格の持ち主であることが多いのです。
男性をごく自然に駒として扱っており、「私は頭脳労働、夫は肉体労働」と勝手に分担し、自分の手足として意のままに操ろうとする傾向が見て取れます。
人に感謝することが極端に少なく、自分にはやたらと甘い女性
世の中に存在するモラハラ妻の中で、大半の女性が共通して盛り合わせている思想の一つに「自分は夫よりも優れている」と信じ込んでいるというものがあります。これが顕著に表れるのが「感謝の言葉を伝えることが極端に少ない」という特徴です。
自分が夫よりも優れているということは、夫からしてもらうことはモラハラ妻にとって「当たり前」でしかありません。
生活費を多めに手渡されたとしても当たり前、妻が望む旅行をしても当たり前、高いバッグを購入するのも当たり前、家事を手伝うのも当たり前、夫が仕事に行くのもモラハラ妻にとっては当たり前なのです。ですから、「ありがとう」などの感謝の言葉を伝える回数が極端に少なくなります。
他人がすることは当たり前として受け止める一方で、自分に対しては甘いというのもモラハラ妻ならではの特徴です。自分自身が何らかのミスを起こしたとしても、自分を正当化して責任を夫に押し付けようとします。
例えば自分のための高額な買い物を当たり前のように行いながら、生活費が足りなくなると「あなたの収入が少ないのが悪い」と責任転嫁することもあります。
こういった言動には、「自分のほうが夫よりも優れており、自分がすることは全て認められて然るべきなのだ」ごいった心理状況が隠れており、特に破滅的な結末を招く可能性が高い特徴です。
喧嘩が長引く女性
次に「喧嘩が長引く女性」です。
喧嘩をした時に、夫が謝っても怒り続ける女性は、喧嘩以外でも自分の主張を中々やめられない傾向にあります。
また、怒り自体は引いているにも関わらず、頭と口が一致せずにダラダラと嫌味や文句を言い続けてしまうという女性もいます。
気分屋で独善的な性格
モラハラ妻になりやすい女性を見分ける上で第一に注意すべきなのは、気分屋で独善的な性格の持ち主です。
一般論として女性の気分は変わりやすいと言われますが、目に余るほどマイペースな女性には注意すべきです。さっき言っていたことと今言っていることが変わっていたり、女性の希望に合わせて行動したのに露骨に不満そうな態度を見せたりする女性は、自分自身の感情をコントロールできておらず、責任を全て同伴者に押し付ける傾向にあります。
また、自分自身の判断だけで物事を決定する独善的な性格の持ち主もモラハラ妻になりやすい女性の特徴の一つです。結婚後にはお互いの気分と思考を尊重することが円満な生活のために求められますが、協調性に欠けた女性は自らの意思を通すために手段を選ばない場合があります。
パートナーの話は聞いてくれたとしても、家族や友人の意見には一切耳を貸さず、自分の意見を通そうとする女性はモラハラ妻予備軍として注意すべき存在です。
友人が少なく、人と接する際の態度が悪い
人はストレスを感じたときに、第三者に相談してリフレッシュしたり、アドバイスを受けたりすることで冷静を取り戻し、人間として成長することも出来ます。そもそも友人が少ない女性の場合には、ストレスを感じた際に相談する相手を見つけることが出来ず、怒りの矛先をストレートに夫へぶつけてくる可能性が高くなります。
他人に対する接し方もチェックしておきましょう。友人を小ばかにするような言動が目立つ女性は、人を貶すことで自分に優位性を見つけようとする性格である場合が多いため、夫に対して日常的にモラハラを行うようになったとしても何ら不思議ではないのです。
レストランやホテルのスタッフ、コンビニの店員など、立場が下になる人物に対する接し方や態度が悪く、高圧的になりがちな女性にも注意しなければなりません。
今は優しくても、いつか夫に牙が向くかもしれないためです。
両親の思考を受け継ぎすぎている
「うちの実家の考え方はこう」「父にずっとそうやって育てられてきたから」「お母さんならきっとこう言うはず」…こういった言葉をパートナーの女性から聞いたことはありませんか?頻度が少なければ問題はありませんが、何かにつけて幼少期の体験を持ち出したり、両親を想起する発言を繰り返したりなど、両親の思考を受け継ぎすぎている女性もモラハラ妻として覚醒してしまう恐れがあり要注意です。
実はモラハラを起こす原因は育ち方に潜んでいると指摘する声も上がっています。もしもパートナーの女性が両親からモラハラを受けて育ってきた、あるいは母親が父親に対して日常的にモラハラをしているところを見ながら育ってきたという女性は、大人になって自分がモラハラを起こす側の立場に回ってしまうというケースが少なくありません。
両親の言っていることは全て正しい、両親のしつけは完璧に守らなければならないという思想を現在も持ち続けている女性は、今後夫に対してモラハラを起こす可能性が高いと言わざるを得ません。
外ではおとなしい女性
最後に、「外ではおとなしい女性」です。
これは意外かもしれませんが、「外面は良い人」という表現でDV夫によく見られる特徴でもあります。
職場では我慢して良い人を演じている妻が、家に帰ってくると我慢していたものを発散するようにキレることも多いそうです。
ストレス発散が苦手な人・他人に素を見せられない人とも言えますね。
あなたの妻はどのくらい当てはまっていましたか?
女性がモラハラ妻になるきっかけ
次に、女性がモラハラ妻になってしまうきっかけについてです。
きっかけは人それぞれですが、多くは「妻のストレス」から来るそうです。
ストレスを感じるきっかけで最も多いと考えられているのは、妊娠・出産、転勤などの環境の変化。
そして、その環境の変化を夫が支えてくれていないと感じた事によるストレスで多くの女性はモラハラ妻と化してしまうのだそうです。
例えば、「初めて妊娠してつわりに苦しんでいる時に、夫が仕事ばかりで体調を少しも気遣ってくれなかった」「一人で育児をしているのに料理も洗濯も掃除も完璧を求められて辛かった」「夫の転勤について行ったが新しい職場に馴染めず精神的に病んでしまった」などです。
どれも、自分が辛い時に夫に助けてもらえなかったという悲しい経験だということがわかると思います。
もちろん、夫側も仕事で忙しく余裕が無かったなど言い分はあると思います。
しかし、モラハラのきっかけには、そのような妻の辛い体験が隠されていることが多いということを理解してあげてください。
男女関係なく、自分に余裕が無い時に他人に辛くあたってしまうことはよくあると思いますが、女性はよりその傾向が強いと主張する専門家もいる位なのです。
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モラハラ妻にはどう対処したら良い?
それでは、実際に自分の妻がモラハラ妻になってしまったらどう対処すれば良いのでしょうか。モラハラの程度にもよる為、軽度・中度・重度に分けてそれぞれ対処法を検討してみましょう。
モラハラ妻への対処法
まず、軽度の場合の対処法です。
軽度とは、妻自身が自分のモラハラに気づいていないかもしれない場合です。
無意識のうちにため息を多くついたり、嫌味を言ったりしている女性は意外に多いものです。
だからこそ、まず初めは「それはモラハラだよ」と教えてあげることが大切です。
自分の言動がそこまで相手を追い詰めていたのかと反省し、改善に向かうことは大いに考えられます。
長年の夫婦生活で相手への思いやりを忘れてしまったが故のモラハラであれば、案外それだけで解決するかもしれません。
次に、中度の場合の対処法です。
中度の場合とは、妻がストレスによってモラハラ妻になってしまったとわかっている場合です。
妻が職場でストレスを感じているようなら、休日に旅行に連れて行ってあげたり、好きな習い事をさせてあげたりして気分転換をさせることが重要です。
また、夫側の特定の行動(休日にゴルフや飲み会が多いことなど)に怒りをぶつけてくることがわかっているなら、一時的にその行動をやめて様子を見ることも効果的です。
モラハラをされる側が圧倒的に辛いのはもちろんですが、そのモラハラが正当な範囲なのかを見極めることも大切なのです。
最後に、重度の場合の対処法です。
これは、何が原因かもわからず、毎日のようにモラハラ言動に苦しみ続けて精神的に参っている場合のことです。
この場合、精神衛生上、離婚を考えることも必要でしょう。
そこまでの状態である場合は、話し合いで解決することはほぼ不可能と言えます。
その為、裁判に持ち込む必要があるかもしれません。
その際には、妻からのモラハラが「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたるかあたらないかがとても大事な争点です。
裁判で離婚が認められる大きなポイントは「長年別居状態であったか」です。
また、別居状態でなかったとしても、妻から受けたモラハラの証拠が存在していれば認められる可能性はあります。
日頃受けたモラハラの詳細について日記に記録しておいたり、ボイスレコーダーなどに録音してしておいたものも重要な証拠になります。
実は、現在では男性からの離婚原因の18%がモラハラです。
穏便な離婚にはならないとわかっていても離婚を決意する男性がこんなにもいるということです。
あまりにも酷い状況であれば、恥ずかしい・情けないという気持ちは捨てて離婚という手段に踏み切ることも大切です。
モラハラ妻にさせない為の予防法は?
ここまでは、モラハラ妻になりやすい女性の特徴やきっかけ、その対処法についてまとめてきました。
実際にモラハラを原因として離婚を切り出す男性が多いこともおわかり頂けましたね。
現代で急激に増えている妻から夫へのモラハラですが、元々は愛し合って結婚した二人。
出来れば夫婦円満のままで居たいと誰もが願うはずです。
どうすればモラハラ妻になることを防ぐことができるでしょうか。
モラハラ妻を生まないための予防法。
第一には、前述したように「妻のストレスを作らない・発散させる」ことです。
モラハラのきっかけになるストレスさえ作らなければ、円満な夫婦関係を築ける可能性が高くなります。
とはいっても長年一緒にいればストレスくらいは溜まってしまうもの。
そんな時は、定期的に二人で出掛けたりして日頃のストレスを発散させてあげましょう。
その際は、「たまにはストレス発散しよう」「また疲れたら二人で出掛けようね」などと労いの言葉をかけてあげることも、女性にとっては想像以上に嬉しいものです。
そして第二に「自分の気持ちを伝えること」です。
モラハラ妻の定義は妻から夫への一方的な精神的攻撃ですが、裏を返せば、夫が妻に対して何も言い返せない状態になってしまったということでもあります。
そこまでの状況に陥らないためには、早い段階で、夫も妻に自分の気持ちを伝えることが重要です。
優しい男性ほど「自分さえ我慢すれば乗り切れる」と考えて黙ってしまいがち。
しかし、モラハラにおいてその対応は逆効果なのです。
自分だけが相手を攻めているという状況は、モラハラになりかけの女性にとっては不快であることが多いのです。
「私だけが悪者みたい」だと思い、自分を悪者に仕立てようとしている夫に更に腹が立ちエスカレートした例は多くあります。
その状況を防ぐためにも、相手の主張を汲み取りつつ、自分の気持ちも穏やかに伝えてあげることが大切です。
モラハラは夫も妻も辛い
モラハラはする側もされる側も辛いということがおわかり頂けたでしょうか。
もちろん、モラハラはどんなことがあってもしてはならない行為です。
しかし同時に、その境界線は非常に曖昧で難しく、モラハラ妻本人ですら気がついていないケースも多いのが現実です。
少しのきっかけからすれ違い、いつの間にか大きな溝を作っていた…とならないためにも、日頃から思いやりを持って相手に接したいですね。
また「自分たちに限って大丈夫」と思っていても、相手を傷つけるようなことを言っていないか、していないか、定期的にチェックしてみてもいいかもしれません。
冒頭でも紹介しましたが、もし、モラハラ夫についての記事をお探しであれば、「モラハラ夫の典型的な6つの特徴と知っておくべき対処法」をご覧ください。お互い様っていう可能性もありますよ。