喧嘩・トラブル・アクシデント 夫婦生活

旦那の帰りが遅い・いつも家にいない等の不満が離婚の原因になる事を知っておこう。

離婚の件数は年々増加傾向にあり、1970年の離婚件数は9万5,000組だったのに対し、2013年では23万組まで増加しています。なんと3組に1組は離婚をしているということになるのです!昔は離婚をする人の方が少なく、夫婦で価値観の違いや色々な問題点があっても耐え忍んで来た人がとても多かったのですね。

しかし、現在では耐え忍ばずにそのまま離婚をすると言う人が非常に多いようです。そこで今回は離婚の原因トップ10を紹介したいと思います。

データは下記の統計を参照しています。
http://www1.mhlw.go.jp/toukei/rikon_8/repo12.html

夫・妻ごとの離婚の原因トップ10

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離婚理由第10位:病気・異常な性格

夫=病気
夫の離婚理由第10位は妻の病気です。特に妻が癌になると離婚をする夫が多いようです。これは、妻を介護生活していけるか、子供のことはどうするか、自分の親の介護はどうするか、仕事は?生活は?と夫が重く受け止めてしまって追い詰められてしまうからだそうです。今まで家のことは妻がやってくれていたのに、妻が病気になったらどうしたら良いかわからなくなり、負担も増えることから離婚を決めると言う人が多いです。ちょっとどうなの?と思ってしますが…

妻=異常な性格
妻の離婚理由第10位は夫の異常な性格です。仕事をしてきて疲れている旦那が家で突然少しのことで怒鳴ったり叫んだりする場合や、異常な執着心を持っていて、いちいち監視したり聞いたりしてくることが妻にとって辛いと感じるようです。
また、夫に多い異常性格がマザコンです。母親を大事にすることはとても良いことなのですが、あまりに大事にし過ぎている人は気をつけてください。妻よりも母親が大事、何かあったら真っ先に自分の母親の元へ行ってみたり、家に帰るよりも母親の実家へ帰る…。また実家へ正月などに顔を出しに行くと未だに母親に膝枕をしてもらっているなどのマザコン度が強いと離婚の対象となります。

離婚理由第9位:家にいつもいない・仕事優先・お酒の飲み過ぎ

夫=家庭を省みない
結婚してみたら家事をせずにしょっちゅう友人と遊びに行って家にいない、妻がしなければいけないことをしてないと言う場合は気をつけましょう。妻が全て家事や育児をしなければいけないと言うわけではないのですが、夫が遅くまで仕事をして疲れて帰ってきたら美味しいご飯を作って待っていてあげると良いでしょう。

妻=お酒の飲み過ぎ
お酒が大好きな夫は毎日のように我慢ができずにお酒を飲んだり、飲み会に頻繁に参加して泥酔して妻に迷惑をかけたりしていませんか?お酒を買わなければいけないがために家計が火の車だと言う家庭もあります。お酒はほどほどにし、あまりに飲みすぎるのはやめましょう。

離婚理由第8位:性的不満・親族との折り合い

夫=性的不満
子供が産まれるとどうしても女性は母親になってしまいます。また、家事だけでなく育児にも追われるために性生活が遠のいてしまう人がたくさんいます。
そんな妻に不満を持って性的不満となり、離婚まで行ってしまうのですね。逆に、夫が仕事で非常に疲れているのに、性生活を妻が強要したり、子供をつくるためだけの性行為をしてみたりと言うのも離婚の原因になっています。

妻=家族や親戚と折り合いがつかない
夫の家族の元へは頻繁に行くし、一緒に行くように強要もされるけど、妻側の実家に行くとなると勝手にしてとそっけなくする夫に不平等だと感じる人が多いようです。「私はあなたの家のためにこんなに尽くしているのに、あなたは何もしてくれないじゃない!」と思ったり、逆に嫁の実家に婿養子で入ったものの夫と自分の両親や親戚との関係が上手くいかないと感じている人が多いようです。

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離婚理由第7位:精神的苦痛・家庭を顧みない旦那

夫=精神的虐待
一生懸命働いているのに「収入が低い。」などと妻が発言をしたり、夫の性格や人格を否定したり、帰りが遅かったり、何かしているとその行動に対して激しく罵ってみたりされると精神的にまいってしまい鬱症状などを発症して離婚と言うことにもなります。以前は男性側からの精神的虐待で離婚という形が多かったものの、近年では女性の方が強く、こういった女性の精神的虐待が原因で離婚してしまう家庭が増えてきています。

妻=家庭を省みない
仕事が忙しくてほぼ家にいないのに、休日は趣味のゴルフや釣り、平日は飲み会などで寂しい思いをしていると、その不満がどんどん溜まっていき最終的には離婚となってしまいます。家にいる時間をなるべく増やして自分の時間以外に家庭を大事にする時間も作ると良いでしょう。

離婚理由第6位:同居の可否・浪費

夫=同居に応じない
夫はいずれ自分の両親を面倒見なければいけないと考えている人はたくさんいます。しかし昔から嫁姑問題があることもそうですし、今は女性の社会進出も当たり前になってきているので、女性も自由なライフスタイルで働きたいと言う人と、家でも気を使うなんて無理と考えている人が多いようですよ。そのため同居を希望している夫と、同居したくない妻との意見の不一致で離婚まで至ってしまうケースがたくさんあります。

妻=浪費
男はいつまで経っても子供だと言いますが、なかなか結婚しても金銭感覚がわからないのも男の方だと言われています。独身の時と同じようにパチンコなどのギャンブルに生活費を当ててみたり、趣味に高額なお金を使ってみたり。妻からもう少し節約して欲しいと言われても直すことができずにそのまま離婚してしまうことがあります。結婚をしたらお金は2人の物です。1人で全部使わないようにしましょう。

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離婚理由第5位:異常な性格・精神的苦痛

夫=異常な性格
帰りが遅かったり、仕事の付き合いで飲みに行ったりすると寂しい気持ちから妻が暴れたり、夫の異常な執着を見せたりする異常な性格が元で離婚となってしまうケースがあります。何か夫が言うと死のうとしたり、こうした妻の性格が夫を疲れさせてしまう原因となってしまいます。

妻=精神的虐待
モラハラ夫と言う言葉が流行しているように、女性を差別するような発言をしたり、何もできない発言をする夫がまだまだいるようです。「女は◯◯をしていれば良いんだ。」「使えないな。」など、傷つくような言葉を平気でぶつけてしまう夫に精神的に耐えられずに鬱病になってしまう妻も多いようです。

離婚理由第4位:浪費・金銭面

夫=浪費
妻の浪費には色々な物があります。多いのは、ブランド品などの買い物や美容代、また洋服代です。女性はいつまでもキレイでいたいものですが、夫の給料のほとんどを生活費にあてるのではなく、エステ代や洋服にお金をかけているとあっという間に足りなくなってしまいます。また、妻の浪費には子供に対してお金をかけ過ぎていると言う理由もありました。中には消費者金融も利用していて気づいたら借金がたくさんあったという家庭もあります。家計を妻が握っている場合が多いので、夫は限界まで気づかない場合が多々あります。

妻=生活費を渡さない
妻に給料を渡さずに、全て自分で使用してしまう夫。妻は生活費を稼ぐために仕事をしつつ家事や育児をこなし疲れ切って離婚をすると言う人が多いです。夫の中には妻に渡すと浪費をしてしまうからと言って生活費を渡したくないと考える人もいますが、それでは生活ができません。

離婚理由第3位:異性関係

夫・妻=異性関係
2016年は芸能人の人も多かったですね。不倫や浮気。夫婦になった時点で信頼関係が産まれているのに、その信頼関係を取り戻せないくらい傷つけてしまうのが不倫や浮気です。夫は仕事も安定して生活ができるので、妻が不倫や浮気をするとすぐに離婚をすると言う人が多いようです。妻側は生活が不安定になることと、子供のことを考えて3回までは離婚をせずに考えると言う人も多いようです。

離婚理由第2位:親族との折り合い・暴力

夫=家族・親族との折り合いが悪い
夫の家族や親族との付き合いは、妻の家族や親族よりも関わらなければいけないことが何かと多いです。その中で夫の家族や親族との折り合いが悪いと、何かと揉めたり板挟みになって辛くなります。家族も大事だし妻も大事だけど毎回揉めるうちに疲れ切ってしまうことも多いようです。

妻=暴力
ストレスが溜まったりして感情が爆発すると暴力をふるう夫がいます。最初は罪悪感があるのかもしれませんが、1度暴力をふるうと癖になって何度も何度も暴力をふるう人が多いようです。そのため、怪我や恐怖心でいっぱいになり離婚をするという人が多いです。

離婚理由第1位:性格の不一致

夫・妻=性格の不一致
最も多かったのが性格の不一致です。付き合っている時はさほど気にならなかったことも、結婚をすると一緒にいる時間が長くなるのでお互いに我慢ができないことも増えてきます。産まれて育った環境が違うので、性格もそれぞれで違うのでしょうが、性格の不一致は修正が難しく、一緒にいるとストレスが溜まるため離婚になってしまうようです。

いかがでしたか?もし今離婚理由で、思い当たるものがあれば気をつけてみたり直してみたりしましょう。離婚をするとなると非常に大きなパワーが必要で疲れてしまうことでしょう。夫婦で歩み寄れないものか一度振り返ってみるのも良いですね。

また、離婚問題で悩んでいるようでしたら法律事務所の無料相談を利用してみるというのも手です。一人で悩んでしまうケースの多いデリケートな問題だからこそ、専門家の意見を参考にいろいろと判断していくのが賢いのではないでしょうか。

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