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嫁や旦那の実家に住む場合のメリットデメリット

結婚してから金銭面の事情や家庭の事情で、旦那の実家や嫁の実家に住むという人もいることでしょう。

自分達夫婦だけで生活している場合は、同居と言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。旦那の実家に住む場合と嫁の実家に住む場合でもそれぞれ感じ方は違うようです。

そこで今回は、嫁や旦那の実家に住む場合のメリットデメリットを紹介したいと思います。

嫁の実家に住むメリットとは?

実家のメリット一覧

今現在自分の実家が大好きな嫁が非常に増加してきています。

嫁の実家に住むということは旦那さんはテレビ漫画のサザエさんと一緒という扱いになりますね。サザエさんを見ているとマスオさんはとっても楽しそうですが、実際はどうなのでしょうか?まずはメリットから紹介します。

嫁が感じるメリット

○育児の事で頼りやすいし甘えやすい。

子供が産まれると、育て方や子供が病気になった時などとにかく不安で仕方が無いことが増えますよね。そんな時に自分の親なら相談もしやすく、意見を言われてもあまりイライラすることもないでしょう。自分の両親なのでわからないことや困ったことがあればすぐに相談にのってくれるし頼りになる存在とも言えるでしょう。
また疲れた時などに素直に甘えても嫌な気持ちになる親はいません。

○意見を言いやすい。

同居するうえでの一番の問題は、子育てや家事の考え方の違いですね。義理の両親になると、子育てや家事のことで意見を言うのは気が引けてしまいますが、自分の親だと思うと気になる点などもハッキリ指摘しやすいでしょう。

また、親側も自分の娘は可愛いものなので娘の考えは尊重したいと思っています。
だから意見が衝突してけんかになったとしても長期化することはまずありません。そこは血の繋がった親子のメリットと言えましょう。

○金銭面の心配がないのでゆっくりと子供を育てられる。

同居なので、生活費などは折半になる人が多いかと思います。旦那さん側の両親と同居していると「家に居づらいから早く仕事探そう。」と外へ出たがる人が多いです。意外と旦那の両親と同居している人ほど、子供を小さい頃から保育園に預けて働きに出ている人が多いんですね。これは、義理両親と一緒にいるよりなら働いた方が心も休まって楽だと感じている人が多いからです。

一方、自分の両親と同居しているとなると金銭面も心配しなくても良いですし、自分の両親と一緒に居るのは居心地が良いので3歳くらいになるまでゆっくり子育てしようと思っている人が多いですね。

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夫が感じるメリット

○育児や家事をほぼやらなくても良い。

夫婦2人で住んでいるとどうしても家事や育児で協力しなければいけないことが増えてきますよね。共働きをしていたら余計にそう感じることが多いでしょう。「俺だって疲れているのに。」と思うこともあり、喧嘩をすることもあるでしょう。
家事や育児は毎日誰かがやらないといけないことで、必要なことです。妻側の実家で同居していると、ほぼ妻か妻の母が家事や育児をしてくれるので負担がかなり減り、楽になりますね。

○地域行事が面倒だと思っている人にはオススメ。

これは嫁にも言えることですが、家に住んでいて免れないことは地域行事ですね。特に持ち家があり、地域の人の密着度が高い場所だと馴染むまでに億劫に感じる場合もあるでしょう。全く地域行事がないと言う所もあるでしょうが、田舎などだと運動会やお祭り、地域清掃など、その度に早朝からまる1日行事参加をしなければいけないという所もあります。若い人からすると非常に面倒だと感じる人が多いかと思います。夫婦2人で住んでいるとこういった行事にどちらかが参加しなければいけませんが、同居なので誰かが参加すれば良いわけですね。

嫁の実家に住むデメリットとは?

実家のデメリット

嫁が感じるデメリット

○何かと干渉される。

自分の母親からしたら、娘は大人になったとしてもいつまでも子供のままです。育児などは特に助けてくれる反面、ああした方が良い、こうした方が良いとことごとく色々な面で口を出されることになるでしょう。自分に余裕が無い時はイライラしてうるさいなーと感じたりすることがあるはずです。干渉をされることはほとんどの家があると思って良いでしょうね。

○逃げ場がなくなる

夫婦で住んでいると何かあった時に実家へ帰れば良いのですが、同居をしていると何かあっても逃げ場がなくなってしまいます。子供と一緒にどこかへ逃げられると言う場所がないので何かあった時はストレスが溜まってしまいますね。

○夫との関係がかなり薄くなる。

何かあった時に同居をしているとついつい夫ではなく、自分の両親へ相談したりお願いしたりすることが増えてしまいます。夫からすると「もっと自分を頼ってほしい。」「相談は親よりも先にして欲しい。」と強く感じているようです。こうしたことから夫との関係がどんどん薄くなってしまうので注意が必要ですよ。

夫が感じるデメリット

○気を遣う。

これ1番多いと思います。嫁の実家と言っても他人ですもの、気を遣いますよね。また、嫁も自分の家に同居することで遠慮と言うものが無くなってしまうので、気が強くなってしまったりして、嫁にも嫁の両親へもかなり気を遣うことになりますね。嫁の両親と嫁がけんかをしてしまったらもう大変です。1日気にしていなければいけません。

○居場所がないと感じてしまう。

しっかりと夫の居場所を作ってくれる家庭だといいのですが、どうしても夫を寄せてしまう家が多いですね。嫁の親からしたら「まだまだ頼りにならない。」と思うでしょうし、嫁からしても「自分の両親の方が頼れる存在だわ。」と思ってしまうのです。そのため、気づいたら自分の居場所がないと感じて家に帰るのが嫌になってしまったと言う人も多いですよ。

○生活を合わせなければいけない。

家に入ったからには、嫁の家の生活ペースに慣れなければいけません。今まで自分のペースで生活していたものが、一気に嫁の家のペースに合わせた生活をして、嫁の両親にも合わせなければならなくなります。慣れるまで苦痛に感じる人も多いことでしょう。

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旦那の実家に住むメリットとは?

次に旦那の実家に住むメリットについて紹介します。

嫁の感じるメリット

○色々と生活の知恵を教えてもらえる。

料理や掃除など、自分の知らなかった知恵を教えてもらうことができます。今まで自分がしてきたことよりも効率の良い家事のしかたとか、誰かが亡くなった時の行動のしかたとか、自分が知らない知恵をたくさん持っています。

○仕事に専念できる。

義理実家へ同居をすることで、仕事に専念できると感じる人が多いようですね。その間の家事は義母がしてくれるから自分は家事を気にせずに仕事に集中できるという女性も非常に多いですね。

○子供は誰かが見ていてくれる。

義理の両親からしたら孫はかなりの宝物です。手放しで喜んで面倒を見てくれることでしょう。中には嫁がいなくても面倒を率先して見たがると言う義両親も多いですね。
そのため、遠慮無く美容院へ行ったり、1人でゆっくりと買い物をしたりする時間を持つことができます。

夫の感じるメリット

○自分の家なのでくつろぎやすい。

長年住んでいた家なので、ゆっくりと休むことができますね。生活ペースを変えることもなく今まで通りの生活をすることができます。

○自分の理解者がたくさんいる。

自分の両親と住むので、何かあった時に自分の理解者になってくれて味方してくれる人がたくさんいますね。だから意見も言いやすいでしょう。嫁には頭が上がらないと言う人も自分の理解者がいるというだけで安心できるものです。

○経済面で助かる。

これは嫁の実家に同居した時と一緒で、同居をするということは経済的にとっても助かるんです。生活費も折半になる家庭が多いので、貯金をしたり自分の好きな物を買ったりできると言う人も多いですね。

旦那の実家に住むデメリットとは?

嫁の感じるデメリット

○嫁姑関係で悩む。
これは多いですね。嫁姑関係はほとんどの人が悩む所です。価値観も違うし、考え方も違うので仕方のないことですが、義両親の家へ同居している人だとなかなか自分の意見も言えずに苦しんでいる人が多いようですよ。

○インテリアなどは諦めよう。

インテリアや部屋のコーディネートなどは義両親の好みになってしまいます。「ああしたい、こうしたい。」と部屋の飾り付けをイメージしている人でも義実家へ住んだら好きにできないと言うのが現実ですね。

○夫との関係が上手くいなかい。

「こんな風に言われた。」と訴えても、夫からしたら姑や舅は自分の親なので、なかなか話を聞いてくれません。逆に「親のことを悪く言うな!」なんて言われたことがある人もいるのではないでしょうか。こうして夫との関係がギクシャクしてしまうこともありますね。

夫の感じるデメリット

○間に立つのが辛い。

嫁姑で揉めた時に間に入るのが辛いでしょう。どちらの見方をしたら良いのか、どう答えたら良いのか分からなくなってしまいますね。

○かえって時間に縛られる。

これは嫁姑は上手く行かなくなってしまった時のことです。嫁が頼れるのは旦那さんだけなので、嫁姑関係が悪くなると嫁は不安になって「あなた早く帰って来て。」と言うようになります。かえって時間に縛られて急いで帰らなければいけなくなりますね。

いかがでしたか?嫁の実家、旦那の実家、どちらに住むにしてもメリットやデメリットがあるのでよく考えて行動しましょう。

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