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赤ちゃんがハイハイ・ヨチヨチ歩きを始めたら室内ではどのような対策をとれば良いの?転倒・怪我対策をしよう!

赤ちゃんはハイハイを始めて自由に動き始めたら一気に危険になり、目を離してはいられなくなりますよね。

部屋の中を歩きまわるため、何らかの対策をしなければ事故につながってしまいます。

まだ力がないだろうと思っても、意外と色々なものを引っ張ったり、落としたりしてしまいます。

また、何が危険か理解するのは難しいので、危険だと思うものは徹底的に排除する必要があります。

では、どのような対策をしなければいけないかを紹介するのでハイハイをする赤ちゃんがいる家庭は参考にしてくださいね。

赤ちゃんがハイハイ・ヨチヨチ歩きを始めたらしたい室内での安全対策

ハイハイやヨチヨチ歩きを始めたら

テーブルなどの角はすべてガード

部屋の中には意外と角がたくさんあります。

たとえば、テーブルや家具などには必ず、角がありますよね。今は角が丸まっている家具などもたくさんありますが、それでもすべてではないはずです。

角がとがっているところに頭を打ってしまうと大変危険なので、すべてガードしてラウンド状にしてください。ハイハイをしている赤ちゃんは目の前にあるものや、自分が興味を示しているものしか見えない状態です。そのため、すぐ近くにテーブルの角や家具の角があっても気が付かないまま、ぶつかってしまうことがあるのです。

また、ハイハイをしたときに方向転換をした際に角にぶつけて顔を怪我してしまうようなこともあるので、必ずラウンド状にしておきましょう。

ですが、赤ちゃんは気になるものはひっぱったりしてしまうので、取り外しが出来るようなものは出来るだけ避けるようにしてくださいね。

引き出しや扉にはロック、穴はすべてふさぐ

家具には必ず引き出しがありますよね。ハイハイをするころになると興味深々なため、取っ手を持ってあけてしまうことがあります。

そして、取っ手をあけてしまったら中をすべて出してしまったり、いじったりします。中をすべて出されてもまったく危険でなければ良いかもしれませんが、危険なものが少しでもあるなら必ずロックをつけて開けられないようにしましょう。

また、扉類にも開かないようにロックガードをつけてくださいね。最近では100円ショップでもこのようなグッズはたくさん販売されているため、危険だと思う引き出し、扉すべてにロックをつけて開けられないように対策をしてくださいね。また、扉の場合は赤ちゃんが扉の下部位に指をかけてあけてしまうことがあるので、注意が必要です。また、コンセントの穴も危険ですね。

赤ちゃんが間違えてクリップやヘアピン、フォークなどを穴に入れた場合に感電する恐れがあるからです。また、指でいじったり、コードを引っ張ったり、思いもよらないことをするのが赤ちゃんです。

こちらもコンセントカバーが市販されているので、しっかりと対策をしたいものです。コードは結束バンドなどでまとめ、赤ちゃんから見えないところに隠してしまうのが一番です。

コンセントは赤ちゃんにとって危険なので、グッズなどを利用して使っていないところはすべてふさいで危険を回避するようにしてくださいね。

赤ちゃんが届きそうな部分のものは片付ける

床には何も置かないように気をつけても家具の上には物を置いてしまいがちですよね。

赤ちゃんが絶対に届かないよな家具なら問題ありませんが、手を伸ばせば届いてしまうくらいの高さの家具のものの上には物を置かないようにしましょう。赤ちゃんは意外と手を伸ばして何でも取ってしまいます。

また、引っ張った先に重たいものがあると赤ちゃんの頭上に落ちてしまう可能性があるため、とても危険です。たとえばキッチンやキッチンテーブルなどは赤ちゃんが届きそうなくらいの高さにありますよね。キッチンはなべやナイフ類、お皿などがあると、危険になってしまうので、注意が必要です。

特にキッチンには危険なものがたくさんあるので、キッチンの上は常に綺麗にして何も置いてない状態にすることが大切です。

また、部屋なら花瓶や電話機など低い位置にあるものなどが危険なので、高い位置においておくか、必要がないなら取ってしまうようにしましょう。

暖房器具などにも気をつけて

また、ファンヒーターなどを使っている人もたくさんいますよね。

暖房器具の中に指を突っ込んでしまうと、やけどをしてしまうので、暖房器具には注意が必要です。赤ちゃんがいる時期はファンヒーターを使わずに別の暖房器具にするか、どうしても利用するならガードして、赤ちゃんが直接触らないような工夫をしましょう。

何でも興味深々な時期だからそこ、少しの危険もすべて排除するようにしてくださいね。

ドアへの指挟み対策

赤ちゃんが動き回ると一番心配なのがドアへの指挟み事故です。

ドアの仕組みを理解していない事と、ヒンジ側の金具などに興味を示すことが相まって、指を挟み込む事故に発展します。

年間100人もの方が指切断という重大事故にまで発展していますので、今すぐにでも対策をしておきたい箇所と言えます。

詳細は別ページにまとめていますので、不安がある方は「はさマンモス:子供の指挟み防止カバー」のページを参考にしてみてください。

赤ちゃんがハイハイを始めたら危ない室内にあるものとは

赤ちゃんがハイハイを始めたら危ない室内にあるものとは

口に入れて危ないものは手の届かないところに

ピンポン玉よりも大きなものであれば赤ちゃんは口に入れることが出来ないので大丈夫ですが、それより小さいものだと、口に入れてしまう可能性があります。

そのため、口に入れて危ないと思うものは一切お部屋に出さないようにしましょう。小さいボールもピンポン玉よりも小さいものは口に入れてしまうと思ってください。これ以外にも良く床に落ちている危ないものとして釘や画鋲類、ゲームソフト、アクセサリーなど危険なものがたくさんあるので、間違えて床においておかないように工夫をすることが大切です。

また、小銭も間違って床においてしまうことがあるので、小銭類も置かないように気をつけるようにしてくださいね。

キッチンの床は常に綺麗に

キッチンでは毎日料理をしますよね。そこで、危険なのは、床に米や野菜が落ちてしまっていることです。

料理をすると、作っているときにポロっと落ちてしまうことがありますですが、そのままにしておくと、赤ちゃんが間違えて口に入れてしまうという危険性があります。

野菜の破片などについても知らず知らず口に入れてしまい、のどに詰まらせたり、お腹を壊してしまう危険性があるので、料理を作った後は床に何もないか調べてみることをおすすめします。

また、キッチンは基本的に危険なものがたくさんあると分かっているならベビーゲートなどを設置してキッチンの中に入らない工夫をすることも大切です。

キッチンの中に入ることが出来なければ危険性もなくなるので、ベビーゲートなどはとてもおすすめです。

ゴミ箱は撤去する

ゴミ箱は部屋に必ずありますよね。ですが、ゴミ箱はほとんどが床に置いてありますよね。

つまり、赤ちゃんが届くような位置にあるので、赤ちゃんにとっては宝の宝庫のようなものです。赤ちゃんはティッシュはごみくずでも何でも口に入れてしまうので、ゴミ箱は大変危険です。ぜったいに届かない位置においてあるなら問題ありますが、床に置いてある場合は危険なのでいっそのこと撤去してしまうというのもひとつの方法ですよ。

リモコンはとても危険

意外と盲点なのがリモコンです。リモコンは床に置いてあったり、低いテーブルの上に置いてあることが多いですよね。

リモコン自体はそこまで危険ではないのですが、その中に入っている電池がとても危険です。赤ちゃんは何でもとってしまうので、リモコンのカバーなども取ってしまい、電池を取り出してしまうことがあります。

電池は小さくて飲み込めてしまうものなので、口に入れたら大変危険です。子供用のおもちゃはドライバーがなければ電池のケースはあけられなくなっていますが、リモコンは少しいじってしまうと開けてしまいます。

赤ちゃんは意外と器用なので「あけられないだろう」と思うものも開けてしまう恐れがあるので、リモコンは出来るだけ手に届かないところにおいておくようにしましょう。

他にも電池が入っているもので、すぐに開けてしまえるようなものは手のとどかないところに置いて赤ちゃんが触れないようにしてくださいね。

ヨチヨチ歩きを始めたら!子供の転倒は予想できない

よちよち歩きを始めたら

我が子が初めてヨチヨチ歩く光景は、どんな親にとっても感動的なシーンです。

ですがそれは室内で子供が転倒してけがをすることへの対策のスタート地点でもあるのです。自分で動き回ることの楽しさを覚えた子供はとにかく室内を動き回ります。危ない場所や危ない物の近くにもお構いなしで近づいたり登ったりします。

幼稚園に入るころには、お母さんの言いつけもしっかり聞けるようになりますが、今度は「好奇心」や「遊び心」が全面に出てきて予期せぬ転倒事故なども起きたりします。

危ないことはしないよう子供に言いつけるばかりではなく、むしろ危ないことは起きるものという前提でとらえ、子供が転倒しても軽傷ですむ安全な室内の環境づくりを心掛けるべきです。

歩行器は転倒の危険が大きいので要注意

よく子供用品店などでヨチヨチ歩きの子供向けの歩行器が販売されていたりしますが、危険なので絶対買わないようにしてください。歩行器は子供にとって楽しいものですが、歩行器からずり落ちて転倒したり、室内のストーブにぶつかったり、階段から落ちてしまったケースもあります。

また、一見すると安全なように見える室内でも、小さな段差や扉の角など大人には見えないような危険な場所は数多くあります。「ちょっと目を離したすきに」ということがないよう、このような「動ける遊具」を購入するのは極力避けてください。

子供がおもちゃや遊具で夢中になっているときが危険のサインです。子供がきちんとした体勢で遊べる遊具を買ってあげましょう。

室内の転倒の原因

窓は危険が多く潜んでいます。基本的に常にしまっている玄関ドアとは違い、頻繁に開け閉めされて外が見える窓は子供にとって好奇心の対象です。

子供が簡単に窓を開けられないよう対策されている方も多いかと思いますが、子供が窓へと向かうコースに注意を払うことも重要です。

椅子や机やベッドなどの家具は、窓の近くに配置しないように気を付けましょう。子供が窓まで行こうとしてよじ登ろうとして転倒する恐れがあります。

また、丈の長いカーテンなども転倒の原因となり得るので、子供にカーテン遊びをする傾向が見られたら、子供の手が届かないようにカーテンをまくり上げるようにしましょう。

次に問題となるのが階段です。階段での転倒は非常に危険です。絶対に階段付近で子供を一人にさせてはいけません。

階段は室内の転倒事故の多発ポイントです。子供は好奇心ゆえに高いところに行きたがるので、何も対策しない状態だと一人でスルスルと上ってしまいます。

その対策として、階段の前にゲートなどを置いている親御さんもいらっしゃるかと思いますが、対策していたとしても、子供を階段付近に行かせるのは危険なので注意が必要です。

ある程度子供が成長して安全に階段を昇り降りできる能力がついたら、子供さんに階段の安全な昇り降りの仕方を教えてあげましょう。

きちんと壁や手すりに手をかけて昇り降りすることができれば体のバランスが少々崩れても転倒を防げます。登りよりも降りの方が危ないのでしっかりと教えてあげましょう。

大人にとってはくつろぎの空間のリビングも子供の転倒事故が起きやすい場所です。

カーペットのヨレには注意してください。大人はリビングで走ったりはしませんが、子供にとってはすべてが遊び場です。

また、リビングはテーブルや椅子など家具が多いので転倒した後の二次被害の可能性も高くなります。カーペットの裏にはゴム製のストッパーなどを敷いて危険を除去しましょう。

また、子供用の椅子も室内の転倒事故の原因になっています。ただ座るだけでは転倒の可能性はほとんどありませんが、子供用の椅子をローテーブルやクッションなどの丈の低い家具の上に乗せて遊ぼうとしてしまう場合があります。

このような傾向が見られたら丈の低い家具の位置を見直してみてください。次に、テーブルや棚やテレビ台など、足掛かりになるような家具も要注意です。子供が登ろうとして転倒してしまうことがあるからです。

また、この際に棚の上に重たい本や花瓶などが置かれていた場合は転倒と同時にそれらが降ってきてしまい大けがになってしまいかねません。一度子供の立場に立ってみて、この家具は登れるかどうかという点を点検してみましょう。

次に気を付けたいのがお風呂場での転倒です。この場所でも子供の転倒事故がよく起こります。子供は大人と違って体重も軽いですし日常生活の体の動かし方も機敏ですので、体のバランスが簡単に崩れて転倒してしまいます。また、お風呂が好きな子供は浴室で気持ちがハイになってしまいつい動きも激しくなってしまい勝ちです。

加えて、浴室の床はせっけんなどのぬめりで滑りやすくなってることもあります。金属製の蛇口や浴槽のふち、カミソリといった危険なポイントもありますので、子供がお風呂で遊んでしまうような傾向が見られたら危険なものはなるべく取り除いて、床に滑り止めのマットを敷いてあげましょう。

ペットも転倒原因になり得る

親御さんの中にはワンちゃんや猫ちゃんを飼われている方もいらっしゃるかと思いますが、ペットも子供の室内転倒事故の原因になる可能性があります。

子供とペットの触れ合いというのは見ていてとても微笑ましいものですが、お互いに元気がいっぱいなのでその分事故の確率も上がってしまいます。

ワンちゃんの場合は子供との駆けっこが特に問題です。

室内で駆けっこが始まると、当然ワンちゃんの方が足が速いので子供は何とか追いつこうとしてがんばってしまいます。室内での駆けっこを注意するのも良いですが、そのような環境で子育てをされている方はなるべく室内の家具の数を減らし、子供が家具に足を引っかけたりしないようにしましょう。

また、猫ちゃんの場合は子供がじゃれて猫ちゃんに引っ付いたりした時に猫ちゃんが気分次第では猫パンチをしてしまうことがあります。これに子供が驚いて転倒してしまうのです。猫ちゃんの気持ちがまだわからない年齢のお子さんをお持ちの方は、子供が猫ちゃんの機嫌を損ねないよう見守ってあげましょう。

子供の転倒と親の対応

子供の転倒と親の対応

ここまでは子供の室内転倒の原因を見てきましたが、その把握だけではまだ安心できるわけではありません。

予測ができないような事故も含め、親御さんの事前の対応と心構えも重要になってきます。基本的には、子供が転倒しないようにしっかり見守る、そして転んでしまった場合でも軽傷ですむように室内を安全にするということが大事です。

親のスマホは間接的な子供の転倒の原因

子供の室内の転倒事故の多くは親が見守れていない場所で起こっています。普段子育てやお仕事で大変な親御さんも多いでしょうし、四六時中見守りをするなんていうことは精神的にも体力的にもかなり厳しいものがあります。

ですが、転倒事故防止のためにもなるべく目を離さない心構えが重要です。

特に親御さんのスマホは間接的に子供の転倒事故の要因になっているので、スマホを見つつも子供からも目を離さないようというような心掛けが必要です。通話中なども、会話の方に意識が集中してしまいそうになりますが、なるべく子供を視野に入れつつ通話するようにしましょう。

子供の目線になって室内を見る

子供が転倒した際に一番避けたいのはその反動で頭をぶつけることです。

床や壁など平面にぶつける分にはまだ軽くすみますが、角や突起物などに頭をぶつけると深刻なけがにつながります。

したがって、そのようなけがから子供を守るには、まず親がそのような危険なポイントを把握する必要があります。子供と大人は目線がかなり異なるのでなかなか危険なポイントはわかりにくいですが、一度四つんばいになって室内を見て回ると自然と危ないものが浮き上がってきます。

それはご家庭によってそれぞれ異なりますが、代表的なものは家具の角、鉄製のドアノブや掃き出し窓のサッシなどです。転倒すると危ない場所が把握できれば子供の安全をより一層深めることができます。

室内の安全化で子供を守る

室内を見渡してみて、子供が頭をぶつけたら危険なポイントがあればクッションシートや養生テープを使って安全化してみましょう。

室内から角や突起物が減ればそれだけで子供のけがが軽傷ですむようになります。

また、夜間や早朝などの時間帯の子供の転倒事故もあります。

子供にとって夜に一人でトイレに行くということは大人が思うような簡単なことではありません。

特に夜の階段などは危険です。室内の危ないと思う場所だけでもコンセント式の夜間用ライトを設置してあげましょう。転倒することを想定して安全な室内を構築することこそが子供の安全にとって最も重要なことなのです。 

まとめ

このように、赤ちゃんがハイハイやヨチヨチ歩きを始めたらどのようなことに注意しなければいけないか分かりましたか?今はまだ大丈夫だと言っても時期になれば明日すぐにハイハイすることもあります。

ですので、ハイハイが始まってからでは遅いので、始まる前に何らかの対策をしておくことが大切です。

上記で紹介したことはハイハイを始めたら絶対にやったことが良いことばかりなので、もし、家に小さい子供がいたら気をつけるようにしましょう。

また、上の子がいる場合は、上の子が知らない間にやっている可能性があるので、しっかりと言い聞かせて、危険を少なくするようにしましょう。あかちゃんはいつ何をするかがまったく予想がつきません。

思いもよらぬ行動に出るのもハイハイ・ヨチヨチ歩きをする時期の赤ちゃんが良く行う行動なので、危険性を少しでもなくすように、赤ちゃんの行動をしっかりと見て対策を取るようにしてくださいね。

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