なぜ今日も妻は不機嫌なのか?続く理由なき妻の不機嫌はそれまでの夫婦関係を大きく変え、夫にも様々な影響を及ぼしてしまう!
男女は違う生き物と言われることも多く思考や行動なども違うので本当に分かり合えることはない、と聞いたこともある人もいるのではないでしょうか。
それでも夫婦になった2人は互いの長所も短所も認めることができたから一緒に生活を送れているはずと信じたいものですが、夫側の悩みで最近よく耳にするのが「妻の不機嫌」です。
些細な喧嘩が発端でたまに不機嫌になってしまうくらいなら人間らしいですが理由なき妻の不機嫌にはどう対処していくのが正解なのかと頭を抱える夫が増えています。
人はわからないことに不安を覚えるのものです。
妻が不機嫌な時夫はその理由がわからないということがほとんどです。
普段から妻に関心が薄く、妻の話したことさえも覚えていない男性であれば不機嫌の理由を夫が理解していないということもあります。けれど夫側に非があるわけではない本当に理由なき不機嫌は存在します。
目次
妻が不機嫌になってしまうきっかけ
睡眠不足・疲労蓄積
睡眠時間が確保できなければ心身に影響が出てくるのは男女問わずですよね。
日中に活動した体の休息、大量の情報や記憶を処理する為に必要な脳の休息の為にも睡眠は欠かせません。
仕事や子育てに追われていたり、夫の帰りを遅くても待っているような献身的な妻であれば少しの睡眠不足が蓄積されて慢性化しているかもしれません。
なので妻にたまには早く寝てもらうなどを試みてみると妻の不機嫌を緩和させるきっかけになることがあります。
風邪などによる妻の体調不良
風邪などで辛いと感じる限界は個人差があります。
病は気からの言葉もあながち真実味が薄いと言えず、夫が妻の体調を気にかけてあげたり、声をかけてあげるだけでも普段よりも自由がきかずにイライラしてしまう妻の気持ちに寄り添ってあげることができます。
夫の普段の態度に不満がある
妻はいつも通り健康で、元気に毎日を過ごしている。けれどなぜか自分にだけ冷たいしピリピリしている…といった場合は不満をため込んでしまっている可能性が高いです。
小さな不満でも相手に伝えられずに解決しないままであればどんどん大きくなっていくものです。夫にそんなつもりはさらさら無くても「不満があるなら言ってほしい!」というと逆に怒られていると妻は感じて、不機嫌がさらに加速してしまう女性もいます。
普段から夫婦の会話の時間を少しずつ増やしていくと会話の中でお互いの不満なども自然に伝えることができます。
毎日忙しい夫婦であればしっかり顔を向き合わせてでなくても良いのでテレビを見ている時、車の中などちょっとした瞬間でも自分の言葉に相手が反応してもらえると自分を受け止めてくれていると感じられるものです。
夫に関係ない自分のプライベートや仕事で嫌なことがあった
夫に不満はないし、喧嘩やすれ違いがあったわけでもないという時でも妻は不機嫌になってしまいます。
夫からしたら自分のせいではないのに、と理不尽に感じてしまうかもしれませんが例えば妻の実家が遠い、近くに友達がいないなど普段から誰かに愚痴を話したり、出かけることが少なくなればストレスが溜まり不機嫌の矛先は一緒に暮らしている夫に向けられてしまいます。
人に話して解決できる悩みばかりではなく、答えのない悩みもありますよね。
そんな時には不機嫌な妻も関係のない夫に当たってしまう自分を責めてしまっているかもしれません。無理に聞き出すよりも時間がたつのを待ってみましょう。普段よりも良い距離感を保ちながら時間が経過すれば妻の不機嫌も消化されやすく、夫側もストレスを大きくせずお互いにダメージを少なくできます。
低血圧やPMS(生理前症候群)などで感情のコントロールが難しくなっている
特に女性に多い低血圧は朝に弱いというイメージが強いですがその症状には頭痛・肩こり・めまい・倦怠感・息切れなどがあります。それに加えイライラしやすくなるという症状もあります。
朝から妻はいつも不機嫌だという場合には低血圧による症状を疑ってみましょう。水分やビタミン、ミネラル、タンパク質をしっかり摂取して運動を取り入れる。それでも症状が改善されない時は1度内科または循環器内科の受診をしてみましょう。
そして女性の生理によるPMS(生理前症候群)は幅広い世代の女性が悩んでいます。ある女性は全くPMSの症状が無くても別の女性にとっては立ち上がるのも困難にさせてしまうなど、辛さに個人差があります。
下腹部の痛み・頭痛・貧血などの身体的な症状に加えて注意力の低下・情緒不安定などの精神症状があります。
毎日ではなく時折思い出したように妻が不機嫌になってしまうことがあるその時期はもしかしたら女性の生理周期と重なっているかもしれません。
この時期は体に負担のかかる家事は休んでもらったり、PMSによる妻の不機嫌を責めないなどを心がけましょう。
この時期妻本人も辛そうだと見て感じるのならば婦人科などを診察してみるというのも1つの案ですが、女性の体に関わるナイーブな問題なので無理にすすめて妻の不機嫌が悪化してしまうということもあります。
最近では漢方を中心としたPMS対策のサプリメントもドラッグストアなどで発売されています。
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妻の不機嫌が続くと起きる大きな3つの影響
またいつものことと流せるうちは良いのですが妻の不機嫌が続いてしまうと色々な影響が出てきてしまいます。
夫側に起こる変化
夫も怒りっぽくなってしまう
突然の妻の不機嫌、負のエネルギーを放つ相手と過ごす時間も増えていくと夫も怒りっぽくなってしまうことがあります。
自宅に帰りたくなくなってしまう、自宅で落ち着けなくなってしまいストレスや疲労が溜まる
妻が不機嫌になることが続けばまた今日も不機嫌なのかなと自宅に帰る足も遠のいてしまいます。仕事帰りに真っすぐ帰らず外食など一人で食事を済ませてしまう、寄り道などが多くなります。
不機嫌な妻と過ごす空間では落ち着いてリラックスもできず、日々のストレスや疲れもなかなか取れずに慢性疲労になり肩こりや不眠など身体的影響も出やすくなります。
自信を無くしてしまう
妻の不機嫌にも種類があります。
朝の挨拶などさえも無視される無言の不機嫌タイプ、夫に絶えず文句を放つヒステリックなタイプ、夫の人格を否定するような罵倒タイプなど様々です。
どのタイプにも共通しているのが長期に渡って改善されなければ夫が自信を無くしてしまうということです。
自分の存在はなんなのか、どうしてそこまで言われなくてはいけないのか、など夫の不満が消化されずに自信を持てなくなってしまいます。
今までは積極的にしていた趣味や仕事などにも影響が出てしまう場合もあります。
妻の機嫌を伺うようになってしまう
不機嫌になりやすい妻、だから不機嫌にならないよう気をつかいすぎていると全く不機嫌ではない時も妻の機嫌を伺うようになってしまい、夫は自分らしくいられなくなってしまいます。
仕事へのモチベーションが保てなくなる
毎日とはいかずとも時々妻に仕事への努力を労ってもらえたりするだけで、また頑張ろうと思えるものです。けれど遅くまで一生懸命仕事をして自宅に帰れば妻がいつも不機嫌。これでは夫は仕事へのモチベーションを保てなくなってしまいます。
子供や家庭への影響
妻の不機嫌は夫への影響だけではありません。
子供がいる夫婦であれば家庭全体に影響を及ぼしてしまいます。
不機嫌な時に夫への愚痴を子供に言い続けてしまえば、子供の父親像が変わり尊敬できなくなってしまいますよね。
妻の不機嫌の矛先が子供へ向けられられば小さな子供なら反抗することもできず、萎縮してしまい自分の意見を言えなくなってしまいます。
母親が怒っていないか常に不安を抱えていると、人の目を気にしすぎてしまう性格を作り出してしまうこともあるくらい子供への影響もあります。
妻が不機嫌であれば穏やかな時間が極端に少なくなって、家庭内の空気も悪くなってしまいます。
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不機嫌に終わるは来るのか
妻の不機嫌に終わりが来るのかどうか。不機嫌のきっかけが解決しなければ一時的になくなったように見えても、再発してしまうことがあります。
疲労や病気、または女性特有の症状による不機嫌であれば妻の体を優先して考え、寄り添う姿勢を夫側が見せることで妻の不満が少しずつ消化されていきやすくなります。
必要であれば病院などを受診することで辛い体の症状が和らぎ攻撃的になりやすくなっていた妻の心理面も改善されていきます。
仕事や家事や子育てなどで多忙な妻が不機嫌になりやすい、感情のコントロールが上手にできないという場合には不機嫌は突然やってくることが多いのでその時におすすめしたい対処法は、少しでも距離を置く方法です。夫が投げやりになるのではなく物理的に距離を置くのです。
例えば違う部屋に移動する、子供がいる家庭であれば子供と一緒に散歩に出てみるなどをしてみましょう。
怒りは時にヒートアップしやすい感情でもあります。
攻撃する相手が目の前にいて止まることなく怒り続けると怒りのパワーを助長させてしまいやすくなります。なので一時的に少しの時間でもその場を離れてみましょう。
戻ってきた頃には妻の不機嫌スイッチが入ってしまった時に比べると落ち着いているケースが多いので妻の不満や気もちなども聞きやすい環境を作り出すことができます。
妻の不機嫌は夫にや家族にとって、とても大変で辛い思いを抱える悩みです。
家庭の悩みは友人などにも打ち明けにくく1人で抱え込んでしまう男性も多いですがすぐに解決しようと焦らずに、その時その時に合った対処法をしていけば緩やかに状況を改善させていくことができます。
1人で気持ちがしんどい時には信頼できる人に話を聞いてもらうなどストレスで自分がパンクししてしまわない様に気をつけていきましょう。