亭主関白な男性の特徴と注意点を知り、少しずつ男女対等な関係を築いていく方法
亭主関白と聞くとひとつの男性の在り方のように扱われてきた言葉ですが、現在ではその捉え方、扱い方も変わってきているようです。
率先的な旦那、男性らしい旦那、亭主関白、そして最近ではモラハラ夫という言葉まで登場してきていますが、結局は程度の問題だったりします。
しかし、共に生活をしていく、人生を歩んでいく女性の立場からするとパートナーの性格、素性、アイデンティティを正しく理解し把握していく事は円滑なコミュニケーションを生むことに繋がります。
今回は、亭主関白について知り、円満な夫婦生活へのヒントを得られるように見ていきたいと思います。
目次
こんな男性は亭主関白の可能性大
昔ながらの考え方で頑固なのが亭主関白の特徴
今は昔と比べて女性に対してもかなり優位な立場が与えられつつありますが、それでも亭主関白な男性は存在します。
そのような亭主関白な男性の特徴を挙げると、人の話を全く聞かないという男性。奥さんに対して偉そうで感謝の言葉がない男性。家事育児は女性がして当たり前だと考えている男性などです。
子育てや家事は現在では男性も以前と比べて積極的に行う家庭も増えているのですが、それとは逆行して昔ながらの考え方を一切変えず、家事や育児は妻がするものだと決め付けている男性であれば、かなりの亭主関白だと言えるでしょう。
さらに、そのような男性であれば、妻に対して感謝の言葉を伝えるということをほとんどしません。
妻がして当たり前、料理を作ってもらうのも当然。そのような考え方をしているために、融通が利かないということも珍しくはありません。昔はそのような亭主関白な男性がたくさんいたかもしれませんが、現在ではそのような考え方は古臭いですし、時代に逆行しているために時代錯誤といわれても不思議ではないでしょう。
妻に対して感謝の気持ちがほとんどなく、やってもらって当たり前という考え方の男性であれば、亭主関白である可能性が極めて高いです。
特に共働きにも関わらず上記のような事があれば亭主関白として認定して問題ないでしょう。
もし自分の旦那が亭主関白な男性なら注意が必要
亭主関白な男性には注意すべき点も少なくありません。
たとえば、亭主関白の人だとエスカレートしモラハラなどをすることも多々あるために、妻への暴言や嫌味などを言うこともかなりあります。
妻の存在を否定するような発言であったり、夫である自分のほうが立場が上だと強く主張するような言動・行動をすることも数多くあるのです。
そのために、妻が夫に逆らえない構造を作ります。力では負けることが多い女性は不利になります。そして、亭主関白の男性だと暴力つまりDVに走る可能性も否定できないために、DVの心配をする必要性もあるでしょう。
肉体的な暴力だけじゃなく、精神的な暴力のモラハラもDVの一種と呼べます。DVにも注意しなくてはいけないのが亭主関白な男性の特徴ではないでしょうか。
亭主関白な男性はすぐにモラルのない発言を妻にしてしまうことも珍しくはありません。妻に対して反論することを許さずに、男性のほうが立場が上だと考えているのです。そのような亭主関白の男性を夫に持っている女性であれば、気苦労が耐えなくなって、やがて我慢できなくなり離婚となってしまう可能性も高くあるでしょう。
家庭を守るのは妻の役目仕事だと考えているために、亭主関白な男性は頑なに自分の間違った偏屈な考え方を直そうとしないのも特徴的です。
モラハラ男性については下記ページでまとめてあります。
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自分が悪くても一切謝らない等、亭主関白な男性の傾向を知っておこう
反論しようとしたら逆ギレ
亭主関白の男性だと妻に申し訳ないことをしたり、自分が悪い場合でも決して謝りません。
なぜなら、男が断然立場が上だと考えているからです。そのために、どんなに自分に非があったとしても、決してそれを認めず妻に逆ギレしてしまうことも珍しくはないでしょう。
モラハラが多いために、ちょっとでも反論すると鬼のように怒ってしまうおそれもあります。昔ながらの間違った考え方を正さずに、妻のすることを簡単に否定したり、侮辱するような発言を平気でしてしまう傾向にあるのも亭主関白の男性の特徴になります。
共働きが普通になった今でも、亭主関白の男性は家庭のことを一切しません。どんなに妻が忙しくても手伝うこともせず、妻に家事や子育て、さらには自分のことまで押し付けるのです。
そのような残念な男性であれば、亭主関白認定されてもおかしくはないでしょう。昔の考え方をいつまでも変えないというのは間違っていますし、決して良いことではありません。
そのような亭主関白な男性であれば、妻から嫌悪感を抱かれていずれ離婚されてしまう可能性も高くあるでしょう。
もちろん、亭主関白な男性の中にも良い人はいるかもしれませんが、基本的に亭主関白な男性であれば、モラハラ発言が多くて家のことを何もしないという傾向が強くあるのも特徴になります。妻に反論を一切させず、都合が悪いと逆ギレをすることも多くあるのです。
上から目線なのも亭主関白の特徴
亭主関白のご主人に困っている女性も多いと思いますが、そんな亭主関白な男性だと言葉の暴力で妻を支配しようとすることもかなりあります。
男のほうが立場が上だと考えているので、妻に対して常に上から目線です。きつい言葉を平気で浴びせることも数多くあるので、日常的にモラハラをしているのです。妻が大変で疲れていても料理を催促したり、自分のすべきことまで妻に押し付けるなど、感謝の気持ちがないのも亭主関白夫の特徴になります。
妻がやって当たり前、妻は夫に従順でないといけないという考え方なので、そのような古臭い考え方を変えない限りは亭主関白は治ることがないでしょう。
夫の亭主関白な言動に悩んでいるという女性も決して少なくはないですし、もっと家庭のことに協力的になってほしいと考えているはずです。今は昔とは違うので、そのような亭主関白の男性に対し、もっと毅然とした態度で接してみるのも方法ではないでしょうか。男女平等ですし、妻だからといって夫に献身的かつ従順になる必要は全くないのです。
仮に専業主婦として家庭を支える立場だとしてもフェアな関係を築くべきです。
働きに出ているから偉いという事はなく、家庭内での仕事をすべて請け負っている専業主婦も対等なのです。
よって亭主関白というのはどのような夫婦関係であったとしても褒められたものではありません。女性が男性のために一方的に尽くす必要はないのです。今は子育てや家事も分担性が普通なのです。
では、次はそんな亭主関白の男性をどのように扱っていくと良いのかヒントを紹介していきたいと思います。
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亭主関白の男性を逆に利用するには
亭主関白以外の男性像も刷り込む
男性で褒められて気分を悪くする人はいません。
人間誰だって褒められると嬉しいですし、亭主関白の男性も例外ではないでしょう。そこで、そのような亭主関白な夫をうまく操ることで、ストレスを最小限に減らすこともできます。
その方法ですが、たとえば、様々な男性像に対して無理にでも褒める点を探してください。テレビ番組で男性が料理をしているとすると、「男性でこんなに料理ができるなんて尊敬する」と夫にさりげなく言ってみましょう。
すると、プライドの高い亭主関白夫だと自分で料理をするようになるかもしれないのです。負けず嫌いなこともあり、亭主関白な男性は別の男性ができて自分ができないはずがないという考え方なので、他の男性を褒めるのもやり方のひとつでしょう。
注意点としては同時に、今の旦那の良いところも併記して伝える事です。「まぁ料理ができても稼ぎが悪かったり、社会で立場がない男性もどうかと思うけどね…」のように亭主関白を完全否定することなく、刷り込んでいくようにしましょう。
つまりは、社会で戦う強い男性像に加えて料理も少しはできたらさらに良いかなと思わせるという事ですね。
料理というテーマがあまりにも遠い場合は、子供と遊ぶや、買い物をお願いするとか、ネットで調べ物をしてもらうなど簡単な事でも良いと思います。
一方的に現代版男性像を褒めていくと、逆効果で、罵声を浴びせられてモラハラをされてしまうおそれがあるので、さりげなく伝えながら否定しない事が安全な方法といえます。
あなたが頼りだと夫に伝える
亭主関白な男性であればあるほど、頼りにされていると思うと嬉しくなるものです。
それを逆に利用し、日頃亭主関白で何もしてくれない夫に、「あなたじゃないとできないお願いがある」というように言いましょう。自分が頼りにされていると思うと気持ちがいいはずですし、亭主関白な男性だと誇らしく感じるでしょう。
夫に少しでも家事を手伝ってもらうために、高いところの電球の交換や、水漏れした際の修理など、女性では大変なことをまかせてみるのも良いでしょう。ちょっとずつ家事や育児をまかせることで、それらが快感になっていく可能性もあるのです。
全く何もしなかった亭主関白な夫が、妻のため子供のために手伝ってくれるようになるということが理想です。
決して簡単なことではありませんが、亭主関白の男性を逆さにとって上手に操ることで、次第に家庭のことをするようになるかもしれません。
ポイントは「感謝」を言語化することです。特に、「助かった。」というワードは強烈です。心理学的にも助けた相手への高感度が上がるという事は立証されていますので、ダイレクトに「まじで助かった!」と伝える事は旦那の中でのあなたの存在価値が高くなることに繋がります。
このテクニックはヒモ男性などが女性に良く使っています。効果抜群ですので、感謝のワードを沢山用意しておくと関係改善に使っていけますね。
亭主関白の夫に日々頭を抱えているという女性でしたら、上記を実践してみるのもおすすめです。そうすることで、少しでも自身の負担を減らすことができますし、モラハラが減ってくるかもしれませんよ。
子育てや家事の大変さをわかってもらうことで、これまでのような悪態をつかなくなる可能性が高まります。モラハラの多い亭主関白夫であっても、やり方次第では良いパパになる可能性も十分にあるのです。
最初はなかなか大変でしょうが、少しずつ亭主関白な男性を支配できるように、他の女性の意見を参考にしたりしましょう。
同じ悩みを持つ者同士であれば、大きなヒントをもらえる確立も高いです。現在は昔よりも亭主関白な男性は減ってきてはいるのですが、それでもまだまだ昔ながらの古い考えの方たちは多く残っています。そのために、それを変えてもらえるように、あなた自身も変わっていけるようにしてください。
亭主関白な旦那攻略法のまとめ
亭主関白な人は男性が女性よりも立場が上という考え方です。昔ながらの古臭い考え方を変えず、家事や子育ては妻がして当たり前という風に考えています。そのために、家庭のことを何もせず、妻に全部押し付けるというのも特徴です。
そして、妻へのモラハラがひどく、暴言や罵倒をよくするのも亭主関白男性の特徴になります。妻への感謝がないために、してもらって当然という考え方なのです。
昔ながらの古い考えを今でも持っている男性であれば、亭主関白と言われても不思議ではありません。
しかし、ここで紹介したように亭主関白な男性であっても、やり方次第では良いパパになる可能性があります。
それは夫の前で他の男性のことを褒めたり、あなたにしかできないお願いがあるということを、夫にさりげなく言いましょう。
そうすることで、亭主関白だった男性でも、家事育児を少しずつするようになるかもしれません。夫を変えるにはまずは自分が変わる必要があるので、亭主関白の男性にはこれまでと違った方法で攻めてください。