夫婦生活 結婚スタイル

夫婦にプライバシーは必要? おしどり夫婦でいるために気をつけたいこと

2018/09/27

夫婦でもお互いのプライバシーは必要?夫婦なんだからプライバシーなんて必要ない?

いろいろと意見が分かれそうですが、携帯電話の普及により、夫婦間のプライバシーを確保しやすい環境になりました。また、反対に相手のスマホを覗けばプライバシーがまるわかりというリスクも…。夫婦円満のために、お互いのプライバシーをどう考えていけばいいのでしょうか。

夫婦間にプライバシーはあったほうが良い?

privacy1

「夫婦には秘密などなく、なんでも話すべき」という意見もあれば、「たとえ夫婦といえどもプライバシーは尊重すべき」という意見もあります。夫婦によっても個人によってもそれぞれ考えが異なるかもしれません。

「パパに秘密にしていること、ある?」

ある 53%
ない 47%

(M3C調べ「パパに秘密にしていること、ある?」より

5割以上の人が「ある」と答えました。秘密にしている内容は「自分の体重」「昼寝をしていること」「へそくり」「過去の恋愛」「車をぶつけてこっそり修理」といった、ほほえましい回答が多かったのですが、「いろいろあって言えない」「内緒」「教えられない」という回答もちらほら…。本当の秘密はアンケートでもなかなか言えないものなのでしょうね。

一方秘密にしていることが「ない」と答えた人は「夫にはなんでも話す」「これからはわからないけど、今はない」」「別に秘密はないけど、聞かれないから話してないことはいっぱいある」というコメントがありました。

結婚して同じ場所に住み、同じものを共有するようになると、プライバシーを知る機会は多くなりますよね。カバンの中の手帳や共有しているパソコンなど、さまざまな場所に個人の情報は存在します。夫婦であってもお互いに独立した大人なので、お互いのプライバシーは尊重すべきですし、言えない秘密があっても構わないのではないか…と思います。とはいえ、夫婦の関係を壊すような秘密を抱えるのはお互いの信頼を傷つけることになるので、そこは慎重にすべきです。

現在の「プライバシーの宝庫」といえば、もちろんスマートフォン。ここには、個人の趣味や嗜好、資産や交友関係など、個人のプライバシーのすべてがつまっているといっても大げさではないでしょう。常に携帯しているので、まるで自分の分身みたいなものですよね。スマホはとても便利なツールですが、その反面スマホをめぐるトラブルも、特に夫婦の間では避けて通れないもののようです。
「スマホ離婚」という言葉をご存じですか? 夫や妻がスマホに没頭し、お互いの関心がなくなってコミュニケーションが激減したり、スマホのロックを解除してスマホを盗み見し、お互いの知らない一面を知ってしまうなど、スマホが原因で離婚に至ってしまうケースのことを言います。 

夫の浮気を疑ったことがある人に行ったアンケート
「パパの浮気を疑ったきっかけは?」

携帯電話をどこにでも持ち歩く 22%
その他 17%
証拠をみつけた(メールやLINEなど) 15%
帰宅時間が遅い 13%
携帯電話にロックをかけるようになった 11%
メールやSNSを気にしていた 7%

スマホの扱い方が変わったことが「何かおかしい」と疑うきっかけになっているようですね。夫婦のプライバシーはもちろん必要ですが、相手を不安にさせたり、疑惑を持たせたりする行為は夫婦の間では避けたいものです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

夫婦間でスマホを黙ってみるのはプライバシー侵害になる?

privacy2

最近話題になった芸能人の不倫騒動は、男性と不倫相手とのメッセージのやりとりが流出したことでした。妻が夫のスマホを覗いてLINEのメッセージを見たことが発端でしたよね。そもそも妻が夫の(または夫が妻の)スマホを相手に黙って見るというのはプライバシーの侵害になるのでしょうか?

紙の手紙に関しては、「封をしてある信書を開けた者は1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する」(刑法133条)という法律があります。夫婦でも、お互いの封書を許可なく開封すると罪になるのです。一方メールは「信書」と見なされないため、この法律は適用されません。一方で他人のIDやパスワードを使ってメールを盗み見した場合は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」により罰せられる可能性もあります。この場合は自分のパソコンで他人のふりをしてメールのサイトにログインし、メールを盗み見るという行為のことを言い、直接スマホを盗み見る行為に関してはこの不正アクセス罪は成立しません。

しかし、他人の携帯メールを盗み見るという行為は民事では「プライバシーの侵害」となります。「俺の携帯を見るなんて、プライバシーの侵害だぞ!訴えてやる!」なんてセリフを聞いたりしたことがあるかもしれませんが、実際にそのような訴訟が起こされたケースはほとんどないようです。慰謝料が認められたとしても、せいぜい数万~10万程度とも言われています。

夫婦の携帯電話を覗き見するのは夫(または妻)の「不貞」を疑う気持ちからがほとんどといわれています。「夫(または妻)に不審な行動があるので、浮気を調べるために合理的な範囲で相手の携帯を見た」という事情があれば、携帯の覗き見が慰謝料を払わなければならないほどの違法性のある行為とは言えないでしょう。浮気などの不貞の慰謝料に比べれば、メールの覗き見の慰謝料ははるかに少額なのです。

とはいえ、「罪に問われないから相手のスマホを覗き見しても大丈夫だわ」と好んで覗き見する夫婦はいないでしょう。単に好奇心から「夫(または妻)のスマホを覗いてみたい」と思う人がいたら、やめておいたほうが賢明です。夫婦という関係であっても、お互い知らなくていいこともありますよね。スマホをこっそり見て、いいことなんてひとつもありません。相手にばれた場合、失うものは非常に大きいです。

一方、配偶者のスマホを覗いてみたいという気持ちは多くの場合、不安や疑いの気持ちからくるものです。一度、相手に疑念を抱くとどんな行動も「あやしい」と思ってしまいます。相手のスマホを盗み見る前に、夫婦としてこのような状況をどうやって切り抜ければよいでしょうか。

プライバシーの有無の前に大切なのは信頼関係

相手のプライバシーに踏み込むことは、確実に相手との信頼関係を壊します。それは夫婦といえども当然です。たかがスマホのメールでパートナーとの信頼関係を失ってしまうのは大変悲しいことだと思いませんか。「疑いを持たせる相手が悪い!」と言ってしまえばそれまでですが、その相手と今後も夫婦関係を続けていきたいのであれば、内緒で相手のプライバシーを詮索することはあまり良いことではないでしょう。

パートナーに対して隠し事が気になってしまう場合は、正直に自分の気持ちを伝えて、向き合うことが大切です。陰でコソコソとスマホを見ている妻(または夫)に対して、信頼関係を築くことはできませんよね。

結婚したときのことをちょっと思い出してみてください。「この人と結婚しよう」と決めたのは、夫(または妻)を信頼できると確信したからではなかったでしょうか?これから何十年と一緒に過ごす夫婦の基礎は信頼関係だと思います。相手を信頼することは、相手からも信頼されることに繋がります。反対に相手を信頼しないことは、相手からも信頼されないということ…。せっかく縁あって夫婦になったのですから、お互いに相手を心から信頼できる幸せな夫婦でいたいものですよね。

信頼関係に必要なことは何だと思いますか? それはずばり「正直であること」と「素直であること」です。長年夫婦をやっていると、考えていることや感じていることをパートナーに素直に表現できなくなるようです。「言わなくてもわかるだろう」「こちらの気持ちを察してほしい」とついつい自分本位で物事を考えがちになってしまいます。

夫婦間のプライバシーはお互いの信頼関係があってはじめて成り立つものです。お互いのプライバシーを主張する前に、相手を信じる努力をしてみましょう! 自分から素直で正直になれば、相手も変わります。家庭円満に向けて今日からレッツトライ!!ですよ。

スポンサーリンク

-夫婦生活, 結婚スタイル