親子関係

毒親をもつ子どもたちへ。悩みから解放されるトラブル対処法

2018/09/27

あなたは「毒親」の実態について、どれくらい考えたことがあるでしょうか。

恐らく身のまわりに毒親がいなければ、それほど関心をもつことはないでしょう。それもそのはず、今でこそ毒親という言葉が世の中に浸透して、認知度も上がっています。でも私が幼い頃は、そんな言葉もないですし、誰にも苦しみを理解してもらうことができませんでした。

今回は、毒親をもって苦しんでいる子供たちのために、どう対処するべきか、上手く付き合う方法などをアドバイスします。


毒親の特徴とは?

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まず初めに、毒親の主な特徴について例をあげます。

  • 1日中、子供のことばかり考えている
  • 時間やルールを守らないと厳しく叱る
  • 子供の交友関係に口出しする
  • 夫婦が不仲で子育てに依存する
  • 暴言を吐いて恐怖感を与える
  • 子供の将来を勝手に決める
  • 周囲の人の前で子供をけなす
  • 嫉妬心をむきだしにする

これらのうち、1つでも当てはまるなら毒親予備軍になります。

最初から毒親なのではなく、徐々にエスカレートして、やがて全ての項目に当てはまるようになるのです。ちなみに私の両親は、この項目すべてに当てはまる完全な毒親でした。両親が泣くも笑うもすべて私の行動次第で、目に見えない大きなプレッシャーを感じました。

そのため、小学校低学年の頃から、生きることに疲れており、周りの友人たちを羨ましく感じたものです。

思春期ならまだしも、10歳にも満たない子供が抱える問題ではありません。家に帰って両親と話したくない、顔を見るのも辛いと感じたら、それは毒親が子供に与える悪影響と考えてよいでしょう。

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毒親がいる家に帰るのが辛いときの対処法

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毒親をもつと、家にいるのがとても辛くなります。帰りたくないと考えるようになるのも仕方ありません。だからといって、行く宛てもないですし、帰らないと心配した両親が騒ぐ原因になります。

5分間だけのんびりする時間をとる

学校からの帰り道、重い足取りで家に向かうのは本当に辛いですね。毒親にゴチャゴチャと長話されたり、根ほり葉ほり質問されるのはイヤでしょう。その前に、一旦気持ちをリラックスさせる時間をとってください。

5分間だけで良いので、空を見上げ、風に当たってぼんやりと過ごすのです。そして「辛いのは今だけ。世の中は広い」と考えてください。

毎日続けることで、精神的にラクになっていくのを感じるでしょう。分刻みに監視している毒親でも、たった5分間程度なら気に留めないので大丈夫です。深呼吸をして、できるだけ全身の力を抜いてみることが、心を落ち着かせるコツです。

図書館に行って読書をする

寄り道の場所として最適なのは、静かで人が少ない図書館です。学校の近くに建っているものですから、監視されていても怪しまれない場所ですね。

静かな空間で読書をしていると、気持ちがスッと軽くなっていきます。それに、あらゆる本を読んで知識を深めれば、自分自身が置かれている状況を打破するきっかけが掴めることもあります。

辛いのは今だけで、世の中には色々な考え方があるのだと知るでしょう。苦しい状況の時に出会った本というのは、大人になってからも良い想い出になるものです。味気ないネット情報を探るよりも、気になる本をたくさん読んで、心を豊かにする時間に充てましょう。

こんな時どうする?毒親への対処法

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実際に毒親と接する時、どうすれば心身を守ることができるのでしょうか。
シーン別で対処法を説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

帰りが遅いと言われた時

毒親は時間にルーズな子供の態度を容赦なく叱ります。1分1秒でも早く帰ってきて欲しいと待ち受けているのです。

先に述べた5分間リラックス、寄り道図書館に関しても、神経質な親なら文句を言うでしょう。

咄嗟に友人の名前を出したり、先生に引き留められたなどと言ってしまいがちですが、それは避けてください。第三者の名前があがれば、毒親は必ず連絡をして、確認をとろうとするからです。

勇気をだして「自分の意思でその場所にいた」と返事するように心がけましょう。帰り道に5分休憩しても、図書館で読書していても、決して咎められるような行動ではありません。ですから、他人の名前をあげることなく、堂々と自分の行動を報告してくださいね。

成績が悪いと叱られた時

いくら頑張っても、なかなか実績を認めてくれないのが毒親です。十分に実力を発揮できたとしても、油断させないように褒めないのが特徴です。

良いところよりも、悪いところにだけ目を向け、欠点を探して叱るのではないでしょうか。子供にとってはいじめのように感じますが、毒親にしてみれば、これは励ましているつもりなのです。
全くの逆効果なのに、毒親は決してこのスタンスを止めようとはしません。

なぜかというと、叱って言うことを聞かせるのが親の役目であり、そこに優越感を感じているからです。親としての責務といいながら、その心理を紐解くと、子供をコントロールして快感を得ているわけですね。
毒親にとって子供の成績は、自分自身の価値に繋がるものですから、大いに口出ししてくるでしょう。

成績は悪すぎても良すぎても、毒親が騒ぎ立てる原因になります。

ですから、中の上くらいをキープして、良くも悪くもない中間点を維持するのがトラブル回避のコツです。もちろん、もっと勉強がしたいのであれば取り組むんで良いのです。

ただ、成績が良くても毒親を刺激することになるので、自分のためではなく、親のために勉強している感覚に陥りやすくなります。
自分なりのペースを守り、あくまでも自分自身の将来のために頑張るよう、心がけてください。

「バカ」「クズ」などの暴言を吐かれた時

子供にとって両親から暴言を吐かれるほどツライものはありません。言葉通りに受け止めてしまうため、極端に自信を失くしてしまうのです。

さらに毒親は、それを躾けと考えており、悪影響を及ぼすなどと思いも寄らないのです。
暴言を吐いた当人たちは、翌日になればケロッと忘れていることも度々あります。

一方、言葉によって傷つけられた子供は、日に日に精神を病んでいくのです。

私の両親も、何か気に入らないことがあると、すぐにバカやクズという言葉を浴びせてきました。悔しくて涙がでますが、泣き虫、弱虫といった言葉で、さらに傷つけてくるのです。

反抗すれば暴力を振るわれることもありましたから、こういう時は、静かにしてじっと耐えるしかありません。毒親にとってこれらの暴言は、それほど意味のない言葉であり、明日になれば忘れる程度のものです。

だから、何かを言われたからといって落ち込み過ぎず、自信を失くさず、自分を卑下するようなことは考えないでください。言葉の暴力は卑劣なもので、大切な人に向かってするべきことではないと、心に刻んでくださいね。

交友関係を注意された時

毒親は子供の交友関係について、とても厳しく取り締まろうとします。悪い友人と仲良くなって、子供が悪事に手を染めないか不安なのです。

今日は誰と何を話したのか、友人はどこに住んでいるのか、親はどんな仕事をしているのかなど聞いてくるでしょう。あれこれ聞かれてうんざりした態度をとると、途端に感情的になって責めてくることもあります。

そんな雑な態度をとるようになったのは、素行の良くない友人の影響だと決めつけます。下手をすると友人に勝手に接触して、交友関係を絶ち切られることもあるので注意してください。友人の良い点をたくさん話して、とりあえず両親を安心させることが大切です。

異性関係を厳しく指摘された時

交友関係のうち、異性との関係について、毒親はかなり神経質になります。必要以上に相手のことを知りたがり、場合によっては興信所や探偵を使って、調べ上げることもあるのです。

私が高校生の頃、両親に秘密で交際していた相手の存在を知られ、別れるように説得された経験があります。私の知らない間に、相手の家まで母親が押しかけ、ご両親に悪態をついて大騒ぎになったのです。

そのうえ、担任の先生にまで電話連絡をしており、不純異性交遊は規則に反するといって退学させられそうになりました。漫画やドラマのように感じるでしょうが、実際に経験したことなので、私の他にもこのような想いを味わった人はいるでしょう。

友人、相手の両親、学校の先生は、異性関係まではよく知らないこともあり、ただの騒ぎになるだけで解決しません。これを理解できない毒親は、とにかく大騒ぎして子供に恥をかかせ、異性と接しないようにします。

できるだけ秘密主義で通すのが賢明であり、偶然、一緒にいるところを見られたら、友人とごまかすほうが良いですね。

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毒親と上手くつきあう方法とは?

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何かと過干渉で、攻撃的な毒親をもつと、幼い頃から気苦労が絶えません。思春期までは、まだ自分の意見や考えが確率していないため、苦しいことが多いでしょう。

成人するまでの我慢

成人してからは、毒親を客観視して、心の距離をとることをお勧めします。一般的に成人してからは何事も自己責任ですので、もう両親に振り回せれることはないのです。
家を出て一人暮らしをするなど、親の世話にならずに生きていく道を選びましょう。実家暮らしでぬくぬくとしている友人を見ると、羨ましいように感じるかもしれません。

でも本来、大人になるということは、親元から離れて、心身共に一人前になることを指すのです。毒親をもったおかげで、子供は早く自立しようとポジティブに考えやすくなるメリットもあります。

一定期間は連絡せずに自分のことだけ考える

毒親から一日でも早く離れ、物理的距離をとることで、精神的な負担がなくなります。子供と距離ができることを極端に恐れるので、ひっきりなしに連絡をしてくる傾向がありますね。一定期間は、自分から連絡するのをやめて、目の前の仕事や勉強に取り組むようにしてください。

私は20歳で1人暮らしを始めてから、5年間は一切連絡をしないようにしていました。5~10年くらいの期間を経れば、大抵の毒親は年老いて丸くなり、毒を吐くことも少なくなるものです。

そして、自分たちがどれだけ子供に依存していたのかを、痛感させられることになります。時間が良い薬となり、毒親も普通の親に変化していくので、心配せずに自分の生活を一番に考えましょう。

さてここまで、毒親の特徴やトラブル対処法についてまとめてきました。文章では書ききれないほど、毒親から受ける苦痛は大きいものです。

でも、辛いのは幼い頃までであり、その後は自分が精神的に大人になることで、親を客観視できるようになります。毒親を変えようと必死になるよりも、その場その場で丸く収めるように行動して、割り切るようにしてください。そうやってトラブル処理ができるようになれば、いずれ反面教師として学べるようになります。

私の場合は、どんな嫌な相手と出会っても、うちの両親よりはマシと考えられるようになりました。ここでお話したことが、毒親に悩む子供たちの参考になれば幸いです。

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