親子関係

家族とのコミュニケーションはLINEで取る時代!LINEが初めてのお父さんのための活用術

家族とLINEするメリットには何がある?

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連絡事項を伝達しやすくなる

家族に買っておいてほしい物があるときや、その日の予定について伝えておきたいと思ったとき、あなたはどのようにしてそれを家族に伝達していますか?

直接話が出来れば何も問題はありませんが、早朝で家族を起こせない場合には書置きを残しておかなければなりませんし、急な連絡事項が発生したとすれば、出先から改めて電話をかけるなどして対応にあたらなければなりません。

しかし書置きを見逃されてしまったり、連絡を取りたいと思ったタイミングで電話に出てもらうことが出来ず、結局コミュニケーション不足が原因で意思の疎通を図れなかったという悲しい経験をしたお父さんは少なくないことでしょう。

そんな場合に便利なのがLINEです。LINEはアプリを利用して通話をつることも可能ですが、基本的には文字を使用してコミュニケーションを取るための道具で、特徴として「既読機能」が備わっています。自分が送ったメッセージが読まれると「既読」という表示が現れるので、伝言が確実に伝わっているのかを知ることができます。もしもなかなか既読が付かなければ電話をかけるなど、伝言を伝えるために次の一手を打てることも魅力的なポイントの一つと言えます。メッセージを受け取った家族の立場としても、電話とは違って都合の良いタイミングで伝言を確認することが出来ますから、すれ違いで話を聞き逃されるリスクも無くなります。

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グループで会話が出来る

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電話やメールは1対1でのやり取りが基本となってしまいます。そのため、特にお子さんとやり取りをすることを気まずく感じるお父さんは多かったり、お互いに何となく身構えてしまうというケースが多かったりし、なかなかコミュニケーションを取ることが出来ないという障害が発生してしまいます。

ですが、LINEには「LINEグループ」という機能が搭載されており、この課題をクリアすることも簡単です。

この機能の利用方法は簡単で、事前にメッセージのやり取りを行うユーザーを設定して部屋を作成しておくだけ。

それだけで、奥さんやお子さんとみんなで共有できるメッセージスペースを用意することが出来るのです。この機能を利用すれば、インターネット上で簡易的な家族会議の場を設けることも出来ますから、家族に声をかけることが気軽になりますし、家族で出掛けるイベントの予定も立てやすくなることは間違いありません。

若い世代からの返事が届きやすい

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若い世代のスマホ普及率は非常に高く、スマホを持っている若者のほとんどがLINEをダウンロードして日常的に活用しています。

つまり、彼らにとってはメールや携帯電話の通話機能を使ってメッセージのやり取りを行うというのは既に前時代的なものであり、唐突に届いたメールは差出人を確認することすらせず無視してしまうようにもなっています。LINEでやり取りすることが当たり前になっている人にとって、LINEを閉じてメールを起動し返信するという作業は、もはや苦痛でこそあるのです。

しかしLINEを使えばそんな状況も一気に打開できます。若者が普段使っているLINEを経由したメッセージであれば、少なくとも完全に無視されてしまうということはありません。

LINEはどちらかと言えばチャットのようなアプリですから、若者は軽い気持ちでメールのやり取りに応じてくれます。そればかりか、最先端のツールを父という立場の人物が利用することによって「若者の文化に理解がある」と解釈してもらうことも可能であり、一気に心の距離を詰めることすら不可能ではありません。

伝えにくい言葉もLINEなら伝えられる?!

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若い頃は平然と言えていた言葉も、結婚生活が長く続くといつの間にか伝えられなくなってしまうこともあります。

照れくささが邪魔をして、心では思っていることも家族に伝えられなかったり、それが原因ですれ違いが生じて家族との間に溝ができてしまったりということも残念ながら多く、そんなお悩みを抱えているお父さんは少なくありません。

家族仲が冷え切ってしまい、熟年離婚という言葉が頭を過ぎったという経験を誰もが一度や二度は声に出そうとしても喉の奥でつっかえてしまい、伝えたくても伝えられない言葉があるときは、ぜひLINEを利用してその気持ちを正直に明かしてみましょう。

ケンカをしてしまったら「ごめんな」、感謝していることがあれば「ありがとう」の一言だけでも構いません。スマホの画面を通して文字にすることで、きっと自分の胸の内を素直に明かすことが出来るはずです。時には奥さんに対して「愛してるよ」といった言葉をかけてみることも、家族円満の秘訣になるのではないでしょうか。もちろん直接の言葉にして気持ちを表現出来ればベストですが、LINEはその目標に向かうための最初の手段として活用することも出来るのです。

家族とのコミュニケーションを取るためのLINE活用術

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どうやって「友達」に追加してもらう?

LINEでメッセージのやり取りを行うためには、事前に「友達」として家族のアカウントに追加してもらう必要があります。実際の関係性が家族だとしても、LINE上での表示は「友達」となることは多少ややこしい問題ではあるのですが、ここは割り切って家族に「友達」になってもらいましょう。

友達として登録するための方法はいくつか用意されています。一つ目は自分自身のLINE IDを家族に伝えるか、家族のLINE IDを尋ねて検索し、登録するという方法や、QRコードを読み取って友達に追加するという方法が最もメジャーです。家族との会話の中で「実はLINEを始めたんだけど、友達になってくれない?」と話しかければ比較的簡単に応じてもらえるでしょうし、「登録してくれたらスタンプを1つプレゼントするよ」といったエサを用意してみるとさらに友達に加えてくれる可能性が高まります。

また、電話番号を入力して家族のIDを検索し、友達に追加するという方法も残されています。この場合には先制的に家族に対してメッセージを送ることも出来ますが、この方法で突然メッセージを送るとスパムとして扱われてしまう可能性がありますから、必ずメッセージの送り主が「父」であることを明かしてください。

スタンプを利用する

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LINE独自の文化となっているのが「スタンプ」です。これはメッセージの前後に貼り付けたり、メッセージの代わりとして貼り付けて使用するもので、芸能人やスポーツチーム、キャラクター、アニメなどから途方もないほどの種類のスタンプが販売・配布されています。

イラストと一緒に「ありがとう」「了解」などの文字が添えられているのがスタンプの基本形であり、文字を打つのが面倒なときにはスタンプだけを貼って返事代わりにすることも多いのです。

このスタンプを活用するか否かが、家族とのコミュニケーションを深められるか深められないかの分岐点になると言っても過言ではありません。

何故ならば、スタンプを使うことによってお父さんの感情を家族に伝えやすくなるためです。普段あまりコミュニケーションを上手に取れていないというお父さんは、家族に向けたメッセージの文面も堅くなってしまい、怖そうな印象を与えてしまうこともあります。

しかし可愛らしいスタンプを追加するだけで、メッセージに明るさや柔らかさを付け足すことができ、スムーズなやり取りへと繋げられます。

写真のやり取りをしてみる

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LINEでは画像や動画を添付して送信することも出来ます。家族で出掛けた際に撮った写真などを家族間のLINEグループに投稿し合うことで、思い出話に花を咲かせることができるでしょう。

もちろん、お子さんが友達と出掛けた際に撮った写真を見せてほしいとリクエストしても構いません。画像が加わるだけで家族の行動がイメージしやすくなりますし、会話が活発化して、まるで友達のような感覚で家族と談笑できるようになるかもしれません。

自分自身が家族に写真を送る場合には、街中やネットで見つけたつい笑ってしまうような写真を送ったり、家族が興味を持ってくれるような写真を撮って送ることがオススメです。例えば美味しそうな料理を扱っているお店を見つけたら、メニューや料理の写真を撮って送ってみましょう。

食べ物の写真は、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでも非常に人気のあるジャンルですから、興味を持たれる可能性が非常に高いですし、「こんなお店があるんだけど、今度みんなで行ってみない?」といった言葉を加えることによって、自然に家族と出掛けるための誘いを持ち掛けることも可能であり、一石二鳥です。

家族の安否確認用としても使える

LINEに既読機能が付けられている理由は、災害時などにメッセージを送った相手が生存しているかどうかを簡単に確認できるようにするためと言われています。災害が起こっていない平常時でも安否確認用としてLINEを活用することができるので、LINEを通じて保護者として家族の安全を監視することもできるのです。

例えば小学生や中学生のお子さんが夜間に塾に通ったり、遅い時間まで遊びに出掛けていると、親の立場としては犯罪に巻き込まれていないか心配になりますよね。

しかし、予定の時間になっても帰って来なかった場合でも、無暗に電話をかけても煙たがられてしまいますし、メールを送っても返事が届かない限り無事であるのか確認することは出来ません。

ここで出番となるのがLINEです。お子さんにさりげないメッセージやスタンプを送り、既読の二文字が付けばお子さんが無事に過ごしていることの証。安否を気にかけてくれているということはお子さんにも必ず伝わりますから、これだけのやりとりでも父と子の信頼関係を生み出すことができ、絆を深めることが可能です。

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