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もしもお子さんが引きこもってしまったら、親であるあなたができる5つのこと

2018/09/27

お子さんが引きこもりになってしまった時、まず心に留めておいていただきたいことがひとつあります。

それは、お子さんをコントロールすることはできないということです。これは何も親子関係だけの話ではありません。他人をコントロールするということは不可能なのです。

つまり、お子さんが引きこもりになってしまったということにたいして、ご自身を責める必要はありません。

他人をコントロールすることは出来ないのですから、あなたが今以上にどれだけ優れた親であっても、お子さんは学校に行かないという選択をしたかもしれません。

ご自身を必要以上に責めるのはやめにしましょう。大切なのは、この現状を理解し、未来に目を向けることです。

他人をコントロールすることはできないと言いましたが、影響を与えることはできます。ご自身のお子さんに良い影響を与え、より良い人生を歩んでもらうための手助けをすることはできるのです。

今回は、お子さんが引きこもりになって学校に行かなくなってしまった場合に親御さんがとるべき対応についてお話しさせていただきます。参考にしていただければ幸いです。


お子さんが引きこもりになってしまったことを、ネガティブにとらえない。

もし子供が引きこもってしまったら

引きこもりのお子さんを学校に行かせる特効薬のようなものはありません。もし引きこもりの状態を改善するのがそんなに簡単なのならば、あなたを含めた引きこもりのお子さんを持つ親御さんはこれほどまでに苦労していないでしょう。

引きこもり状態を改善するのは簡単ではありません。まずはこの現実をしっかりと受け止めましょう。お子さんの引きこもりとは、これからある程度の期間付き合っていかなければならないのです。

であるならば、引きこもりをネガティブにとらえていても消耗するばかりです。考え方を変えましょう。

お子さんが引きこもりになったことをチャンスと捉えるのです。

では、どのように引きこもりをチャンスと捉えればよいのでしょうか。

1.お子さんとゆっくり話す機会が持てる

お子さんが引きこもってしまった今は、ゆっくり家族で話をするチャンスです。

お子さんが本当に興味があること、好きなこと、将来の夢は何なのか、時間をかけてじっくり聞いてみましょう。

もしかしたら、その対話のなかでお子さんが抱えている問題を解決するヒントが隠されているかもしれません。

そして、お子さんとじっくり話し合うために親御さんが気を付けなければならないことがひとつあります。それは、お子さんが学校に行かないことを問い詰めるような態度をとらないことです。

引きこもり状態にあるお子さんは、親御さんの普段の態度に敏感になっています。

もしあなたがお子さんの引きこもりに対して否定的な態度をとっていては、お子さんも心を開いて会話することは難しいでしょう。 

お子さんの前では、学校に行っていないということに対して特に気にしてないような素振りをしてあげるとよいのではないでしょうか。

そうすれば、お子さんも安心して心を開いてくれるはずです。とにかくじっくりと、話してみましょう

2.お子さんの新しい可能性を発掘することができる

引きこもりっていて学校に行っていないということは、自由な時間がたくさんあるということです。

学校のカリキュラムにしたがっていたら分からなかったかもしれないお子さんの新たな可能性を探ってみる良い機会だと考え、お子さんになにか新しいことにチャレンジさせてみることをおすすめします。

具体的には、家でもできるプログラミングの勉強を勧めてみたり、ブログの執筆や簡単なライティングの仕事を紹介してみるなどをするとよいかと思います。

プログラミングやライティングのよいところは、もし上達してきた場合に、中高生であってもお金を稼ぐことができる在宅の案件が存在していることです。

引きこもりながら非生産的な時間を過ごすのならば、家にいながらにしてお金が稼げるようになるスキルを身につける方がよいのではないでしょうか。

100円でも200円でも自分の手でお金を稼いだ経験というのは、自信になります。

特に引きこもりのお子さんの場合、「もしこのままずっとひきこもりだったらどうしよう」と将来に対して悲観的になっていることが少なくありません。

そこで、万が一家から出られなくてもお金を稼ぐことができ、家族迷惑をかけることがなくなるということが分かれば、かなり気持ちは楽になり、プレッシャーがなくなることで「外に出てみようか」という気持ちになってくれるかもしれません。

また、お子さんの可能性を追求するというのは、何もお金を稼ぐことだけにとどまりません。

お子さんがやりたいことなら、英会話でも手芸でも旅行でもなんでも最大限支援してあげましょう。

もしかしたら、漫然と学校にかよっているだけより、お子さんにとって有意義な経験となるかもしれません。

学校に真面目に通ってきた高学歴の人でさえ、就職にてこずったり、社会に出てからも上手くやっていけない人が多いような時代です。

もしかしたら、こんな時代なら学校に行かずに好きなことをとことん突き詰める方が正解なのかもしれないと、ポジティブに考えて、お子さんの好きなことをとことん伸ばしてあげましょう

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引きこもりになってしまった原因を精神論で片付けない

無理やり

引きこもりになってしまった親御さんがしてはいけないことは、引きこもりを精神論で解決しようとすることです。

「学校にいけないのは根性がないからだ」などと考え、嫌がるお子さんを叱りつけて無理やり学校に通わせるようか行為は、問題を悪化させるだけです。

お子さんが引きこもってしまったのは、精神論のようなあやふやなものではなく、必ず科学的な原因があります。科学的に解決することを試みましょう。

例えば、もしかしたらお子さんは発達障害をもっていて、集団行動をするのが生来苦手なタイプなのかもしれません。

「あなた発達障害なんじゃないの?」などと直接的な言い方はお子さんを大きく傷つける可能性があるので気を付けましょう。

あくまでも家にずっと引きこもっていて気分が優れなさそうなお子さんを気遣うように、「今度病院の先生とお話ししに行かない?」と尋ねてみましょう。

もしお子さんが発達障害なのなら、引きこもりを改善するのではなく、発達障害とどのように向き合って生きていくのかということを考えなくてはなりません。

グルテンフリーやカゼインフリーなどをはじめとした食事療法をとる必要があるかもしれません。

なんにせよ、大切なのは「精神論で解決しない」ということです。

自宅への人の出入りを増やし、家を閉鎖的な場所にしない。

人がたくさんいる家族

引きこもりが問題となるのは、家が閉じた環境である場合です。

色々な人が出入りする開けた環境であるならば、そこにいることは何ら問題ではないでしょう。

まず、親しい人を積極的に家に招くようにしましょう。

お子さんの友達や親御さんのお友達などのなかで、引きこもりのお子さんの状態を受け入れてくれそうな人に協力してもらい、あなたの家を多くの人が行き交う開けた空間にするのです。

こうすれば、たとえ学校に行かなくても、人と交流するという人生で最も大切なことを学ぶことができます。

もちろん、家族での交流も大切なのですが、引きこもっていてお子さんが一日中家にいると、関係性が閉鎖的になってしまい、ギスギスしてしまうものです。

家族以外の人が出入りするようになれば、お子さんも親御さんも少し気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

ただ、これに関してはお子さんと好く話し合うことが大切です。もしかしたらお子さんは今、家族以外の人とは関わりたくない時期なのかもしれません。

長期的には家族以外の人間と交流することは必要なことなのですが、お子さんのタイミングも尊重してあげるとよいかと思います。

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お子さんに規則正しい生活をさせる

規則正しい生活を

引きこもり生活は、どうしても昼夜逆転してしまいがちです。

早寝早起きをして、食事もバランスのとれたものを正しい時間に食べさせるということは徹底しましょう。

また、学校に行かずとも毎日一度は外出させるようにして、日光に浴びさせることを意識してください。一日中家のなかにいるというのは、精神衛生上も好ましくありません。

引きこもりであることを認めるということは、何も甘やかすということではありません。

もし学校に行けるようになったときにすぐ適応できるように、生活リズムを乱さないことだけは、口を酸っぱくして言い聞かせましょう。

親御さん自身の精神衛生にも気を遣う

引きこもり問題において、精神面でのケアが必要なのは、お子さんだけではありません。

引きこもりになったお子さんと毎日向かい合う親御さんも、精神的な消耗が激しいのです。

親御さん自身では引きこもりのお子さんを認めていたとしても、親戚や近所の目などがあり、なかなか表だって、「うちの子、学校行ってないんですよ」と打ち明けるのは難しいことかと思います。

そんな状態では、親子ぐるみで仲良くしていたお友達とも疎遠になってしまい、息抜きができる場所がどんどんなくなっていってしまいます。

お子さんが引きこもりになってしまったということは、誰か一人でも良いので、信頼できるご友人の方にお話ししてみて下さい。

きっと、その事実を受け入れて親身にご相談に乗ってくれることかとおもいます。

また、引きこもりを深刻に考えている親御さんほど陥りがちなのが、「自分の子供がこんな状態になっているのに、遊ぶことなんてできない。」と、ご自身の楽しみを制限されてしまうことです。

ただでさえストレスが多くなりがちな状況であるのに、このような心がけではいつかパンクしてしまいます。

こんなときこそ、おもいっきり遊び、おもいっきり笑っておもいっきり楽しみましょう。

いかがでしたでしょうか。お子さんが引きこもりになってしまった時に、親御さんができることについていくつかお話しさせていただきました。

この中で、すぐに実行に移せることとそうではないこともあるかと思います。全部のことを無理やりにでも実行できずとも、一歩ずつ着実に進めていきましょう。

引きこもり問題への取り組みは、長期戦です。そして、何より家族関係の構築は一生かけて行うものなのです。

ゆっくり、少しずつお子さんに歩み寄ってあげることが、一番大切なことなのではないでしょうか。

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