夫婦生活

旦那が帰りたくなる家作り

日々仕事に追われている旦那さんは、仕事が終わったら真っ先に自宅に帰ってゆっくりしたいと思うはず…。

しかし近年、「家に帰りたい。」ではなく、「家に帰りたくない。」と感じている帰宅拒否症の旦那さんが増加しています。わざと遅くまで仕事をして皆が寝た頃に家に帰ったり、ホテルなどで寝泊まりをしている旦那さんも多くいます。帰宅拒否をされてしまうと奥さんも子供もとっても寂しい思いをしますよね。
そこで今回は旦那さんが帰りたくなる家作りについて説明していきます。

見た目や、家自体の問題

まずは見た目や家自体の問題について紹介します。

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1.掃除をすること

ついつい育児や時間に追われて家の掃除をおろそかにしてはいませんか?例えばゴミをゴミ箱に捨てずにそのまま散らかしておいていたり、掃除機をかけないから埃っぽいなどなど。家を掃除しないと何となく空気も淀んで見えてしまい、家にいても落ち着かなくなってしまいます。できれば掃除機を毎日かけるとか、自分ですることが困難そうなら業者の人にお願いしても良いでしょう。工夫して毎日少しずつ掃除をする癖をつけましょう。家がきれいだと旦那さんも家に帰ってきやすくなります。

2.物はまとめてすっきりさせる

仕事から疲れて帰ってきた旦那さんは気持ちもゆったりとしたいと思っているはずです。家に帰ってきて乱雑に置かれた物が溢れた部屋を見たら一気に疲労感がましてしまいます。ごちゃごちゃと物を散らかしておかないで、収納スペースを作って収納をするようにしましょう。なるべくいらない物は目に見える場所に置かないようにして常に整理整頓ができる部屋にしておきましょう。
「家の中が汚い。掃除をしていない。整理整頓ができていない。」と言う理由で家に帰りたくない旦那さんは意外と多いです。不要な物は思い切って処分をして、常に整理整頓をしやすいようにしておきましょう。物が多ければ多いほど、収納に困ったり、散らかりやすくなって片付けるのが嫌になったりしてしまいます。

3.旦那の趣味の物を置くスペースを作る

旦那さんが趣味で大事にしている物はありませんか?例えば漫画やフィギュア、模型などなど、自分からしたら邪魔な物に感じるかもしれませんが旦那さんにとっては癒しの物でもあるのです。「こんな物いらないでしょう。」と言って旦那さんの許可なく捨てたりしていませんか?旦那さんの趣味の物を置くスペースは必要です。一緒に大事にしてあげましょう。
ちなみに旦那さんの趣味の物を置くスペースを作ったらそこは旦那さんが好きなように整理整頓できるようにしてあげましょう。こうして家の中に旦那さんのスペースを作ってあげることでプライバシーが保たれて旦那さんも家に帰ってきやすくなります。

4.居心地の良い環境にしてあげること

旦那さんが家に求めていることは癒しです。自分の好きな色だからと言って、ピンクや赤色などの刺激の強い色を使用したインテリアなどを飾っていたら目にも刺激が強く落ち着かなくなってしまいます。落ち着いた青色や茶色などの物を使用したインテリアなどを配置したりして居心地良い環境を整えてあげてください。

5.プライバシーを守ってあげること

家に帰ってきたら旦那さんにはプライバシーはないと、休んでいる所を邪魔してしまったりすると旦那さんは家にいると自分のプライバシーがないと感じ、どんどん外へ気持ちが向いてしまいます。ある程度のプライバシーも必要です。家の中に旦那さんの部屋がない人は旦那さんがくつろげてプライバシーを守れる場所を作ってあげても良いでしょう。こうすることで何かあってもホテルなどに泊まらずにとりあえず家に帰ってくるようになります。

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居心地の問題

次は居心地の問題を紹介します。旦那さんがなぜ家に帰りたくないのか…それは家にいたいと思える家なのかどうなのかの問題が非常に大きいです。1つずつ説明していきます。

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1.口を開けば愚痴ばかりは禁止

仕事をして疲れて帰ってきたのに、家に来ても奥さんに愚痴を言われたら面白くありません。奥さんからしたら「旦那さんと話せるのはこの時間だけだから、この時間を逃したくない聞いて欲しい!」と強く思うあまりに1日の流れから思ったことから何から何まで話したいと考えてしまうことでしょう。

しかし、愚痴を言われると旦那さんはますます疲れてしまいます。旦那さんが帰ってきたらまずは暖かく迎え入れてあげましょう。さらに会話をする時は愚痴を言うのではなく、話を聞いてあげることが大事です。聞き上手の奥さんは好かれやすく、旦那さんが愚痴を聞いて欲しいと必ず帰ってきます。愚痴を言って逃げられるよりも話を聞いて帰ってきてくれた方が良いかと思います。まずは「うんうん。」と話を聞いてあげるようにしましょう。会話を楽しめる夫婦になるとより帰るのが楽しくなることでしょう。

また、どうしても聞いて欲しい愚痴もあるかと思います。その時はタイミングをみはからって旦那さんと良い雰囲気になっている時に「あのね。」と話すようにしましょう。

2.旦那さんを蚊帳の外にしない

家の長である旦那さんは普段は仕事をしていて家にいないため、子供と奥さんしか知らない話やできごともたくさんあることでしょう。旦那さんが帰ってきて旦那さんが知らない話を子供と楽しそうにしていると旦那さんも嫌な気持ちになってしまいます。「あなたは知らない話よ。」などと旦那さんに言っていませんか?これでは帰る気がおこらなくなってしまいます。旦那さんにはいつ、どこで、誰が何をしたか、何があるかなどをさり気なく話すようにしましょう。

また、何かしたい時や出かけたい時は旦那さんに伺いをたてることも大事です。「◯◯の日にこういうことをしたいと思っているんだけど、どうかな?」「どうすれば良いと思う?」などと旦那さんを頼っていくことも大事です。旦那さんを蚊帳の外にしないで家族の輪の中に入れてあげることでより絆が深まっていきます。

3.旦那さんの主役の場を作ってあげる

奥さんだって料理や家事に追われて疲れてしまっていることでしょう。そのため「私だって疲れているのよ。あなただってたまには料理を作ってよ!」などとつい責めたくなってしまうかもしれません。

しかし男の人には料理などの家事をするのが得意な人と苦手な人がいるのです。やってくれたのに「このやり方じゃだめだって!」なんて文句を言ったりしていませんか?そうすることでどんどん家に帰る足が遠のいてしまいます。旦那さんにお願いして休みの日は2人で料理を作ってみたり、皆で作れるお好み焼きや鍋などを作りながら旦那さんを褒めてあげましょう。旦那さんを主役にして「あなたが作るからとってもご飯が美味しい。」などと話してあげると旦那さんはとっても嬉しくなります。

料理だけでなく、子供も一緒に遊ぶ時は「パパすごいね!」などと主役にしてどんどん褒めてあげましょう。こうすることで家にいると気分が良くなり帰ってくるようになります。

4.笑顔でありがとうと言うこと

疲れて帰ってきているのにそっけなくしてみたり、冷たくあたったりしてしまうと旦那さんも不快な気持ちになって家に帰りたくなくなってしまいます。旦那さんが帰ってきたら笑顔で「おかえりなさい。」と出迎えてあげましょう。また、何かしてもらったら「ありがとう。」「ごめんなさい。」などと話すことも大事です。

5.旦那さんに多く求めすぎないこと

旦那さんが家に帰ってきてから行動を見て「もう少し家事をして欲しい。」「育児をして欲しい。」と思っていませんか?ともすると「隣の旦那さんは…」と人の旦那さんと比べてしまっていませんか?女の人よりも男の人の方が精神年齢が低い傾向にあります。どんなに年が上でも男の人は家に帰ってくると赤ん坊のように甘えてみたくなったりするものです。仕事をしていると責任感で押しつぶされそうな生活をして、疲れ切って帰ってきているので家では甘えたいと言う思いもあることでしょう。旦那さんの態度を見てあれもだめこれもだめ…と多くを求めることはやめましょう。多少のことは諦めて眼をつぶることも大事です。

旦那さんが帰りたくなる家作りをすることで、旦那さんも喜んで家に帰ってくるようになるでしょう。家庭の雰囲気が良くなると旦那さんだけでなく子供の心の安定などもはかることができます。夫婦が仲が良いと仕事など様々な面でプラスになっていきます。今帰宅拒否症の旦那さんを持つ奥さんは、ぜひ旦那さんが帰ってきたくなるような家作りをしてみてください。家をキレイにして気持ちよく出迎えてあげるようにしましょう。

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