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ホルモンバランスを整えると夫婦関係も改善する!?性格まで影響するホルモンとは

大好きな人と結婚して大好きな人との子供を授かって…。幸せなはずなのに子供が生まれてから、忙しくなるにつれて、「こんなはずじゃなかった。」「私ってなんて不幸なんだろう。」と感じて落ち込んでいる人はいませんか。

自分でも理由はわからないけれど何だか夫婦生活が嫌で夫を見るとぎくしゃくしてしまうなどなど、今現在悩んでいる人はもしかしたらホルモンバランスの関係が大きいかもしれません。実はホルモンバランスってとっても大事なんです。今回はホルモンバランスを整えると夫婦関係も改善する?性格まで影響するホルモンについて紹介します。


ホルモンバランスとは?性格に影響を与えるホルモンって何?

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そもそもホルモンバランスとは一体何でしょう?ホルモンバランスが深く関係するのは実は女性なのです。女性は生理を中心にしてプロゲステロン、エストロゲン、テストステロン、オキシトシンという4つホルモンが増減していきます。これは毎月起こることなのですが、この4つのホルモンの増減で、女性の性格も変わってしまうのです。どのように変わっていくのか説明していきたいと思います。

まずは、生理初日から生理終わりまでの期間です。この期間は「プロゲステロン」というホルモンが減少して「オキシトシン」というホルモンが増加します。プロゲステロンは女性が妊娠するために必要なホルモンですが精神を安定させる働きもあります。プロゲステロンが減少すると精神的に不安定になってしまいます。イライラしたり疲労を感じやすくなったりするのは、プロゲステロンが減少しているからといえましょう。他にもプロゲステロンが減少してしまうとニキビなどの肌荒れトラブルも起きるもととなります。

生理が終わる頃には今度は、エストロゲンが増えてきて体の調子もすっかり良くなっていきます。エストロゲンは性欲も増加させ、肌の張りや潤いを保ち、たるみやしわを防ぐ働きがあります。この時期が女性の中で最もステキな魅力的に見える時期だといわれています。エストロゲンが増加すると見た目も魅力が増しますが、性格もポジティブで明るくなります。

生理初日から2週間程度経過すると、今度はプロゲステロンとオキシトシンが増加します。この2つには気持ちを安定させる鎮痛剤のような作用があります。プロゲステロンとオキシトシンが増加するこの時期は、次の生理までに妊娠するかもしれないと体が考えるためにポジティブな性格もなくなり、落ち着いて冷静に物事を考えられる性格に変わっていきます。個人差がありますが、ホルモンの増減の差が激しいと落ち込み時期にもなってしまいます。

生理が始まる1週間前になると今度はテストステロンが増加していきます。テストステロンは「男性ホルモン」で、少量ですが女性にも分泌されています。テストステロンが増加すると、攻撃的でイライラしやすくなってしまいます。この時期は友達や会社の上司、後輩、家族等とのトラブルに気をつけなければいけませんね。

男性もホルモンの関係で性格が変わる?

男性も実はホルモンの関係で性格が変化すると言われているんです。男性が性格に深く影響するホルモンは「テストステロン」です。テストステロンは、男らしい体を作るためには欠かせないホルモンでもあります。たくましい骨格や筋肉、ひげ等を作るのも男性ホルモンの影響なのです。

しかし、このテストステロンが増加すると性格もどんどん変化していくこととなります。テストステロンの分泌が増加していくと、冒険心や闘争心が強くなってしまいます。基本的に精神的にもたくましく、例え気分が落ち込んでいたとしてもその気分を上げてくれる働きがありますね。前向きでポジティブになれる反面、非常に攻撃的になってしまいます。

そのため、女性の生理周期のテストステロンが増加する時期になってしまうと、夫婦でお互いが気が強くなってしまい、頻繁にけんかをしてしまうと言うトラブルも起きてくるのです。基本的に男性は、独身の時にテストステロンが最大限に増加しています。それは他人に自分を魅力的に魅せるための大事な働きなんだそうです。しかし、結婚をして家庭を持つと、独身のときと違って安心感等を得るためにテストステロンの分泌も減少していきます。テストステロンが減少すると男性としての魅力も減ってしまいますが、その分心が安定した落ち着いた旦那さんへと変化してくれる可能性が高いです。

逆に、結婚をしてもテストステロンの分泌が盛んな人は、男性として魅力的に見えますが、浮気や不倫をしてしまうと言う人もいます。逆にテストステロンがあまりに減少しすぎてしまうと、無気力になってやる気がなくなったりすることになります。会社でも昇進したいとか、上を目指したいと言う気持ちもどんどん薄れてしまいます。

ホルモンは人の性格にとっても大きな影響を与えます。ホルモンバランスを上手くコントロールすることで今夫婦関係がなぜか良くないと悩んでいる人も改善できることでしょう。
次はホルモンバランスを整える方法を紹介します。

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ホルモンバランスを整えると夫婦関係は改善する?

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ホルモンバランスを整えると夫婦関係はズバリ改善する可能性はおおいにあります。ホルモンバランスを整えるために大事なことを説明していきますね。

1.疲れた体を癒やして睡眠をしっかりとりましょう。

ホルモンバランスは疲労や睡眠不足でも簡単に崩れてしまいます。ホルモンは起きている間だけでなく、眠っている間もどんどん分泌されていきます。夜遅くまで起きている人は眠っている間に分泌されるホルモンが減少してしまいます。ホルモンは睡眠に入ってすぐから3時間前後の間に最も分泌されます。本来であれば8時間の睡眠は必須ですが、中には仕事が忙しかったり、夜に上手く眠れない人もいることでしょう。その場合は、眠り初めから3時間の睡眠を大事にして、その時間だけしっかり眠れるように工夫をしましょう。そのためには、日頃の疲れをとらなければいけません。音楽を聴いたり、眠る前にホットミルクを飲む等リラックスする方法を自分で見つけてみましょう。睡眠が上手く取れない人は不規則な生活で体内時計が狂っているかもしれません。その場合は朝起きたら陽の光を浴びるようにし、夜眠る時は部屋を暗くして生活にメリハリをつけるようにしましょう。
こうすることで体内時計が性格になります。

2.ストレスをなくしてホルモンバランスを整えましょう。

現代はストレスが溜まりやすいと言われています。ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れてしまい、自律神経も乱れてしまいます。こうしたストレスを感じている人は血行が悪くなってしまうので、肩こりや冷え等も起きてきてしまいます。ストレスは体に何1つ良いことはありません。自分でストレス発散方法を見つけるようにしましょう。例えば何かのめりこむ趣味を見つけたり、マッサージや入浴もしてみると良いです。体を温めることで血行不良を改善することができます。血行不良を改善すると、体の調子も自然に整っていきます

3.運動不足を改善しましょう。

運動不足は、自律神経やホルモンバランスを乱してしまいます。なかなか社会人になると仕事があったり、家事や育児があって運動をする時間や機会がなくなってしまいます。運動は軽いものから始めると良いでしょう。無理にきついものを行う必要は全くありません。例えば普段エレベーターを使用している人は階段を使ってみたり、近い場所だと歩いていったり、軽いストレッチを行う等、たくさんの方法があります。適度な運動はホルモンバランスを正しくしてくれることでしょう。

4.食生活を見直しましょう。

普段忙しくてコンビニやお肉料理などばかり食べていませんか?不摂生な食事はホルモンバランスを大きく乱してしまうのです。レトルト食品やファーストフードを食べることを控えて体に良いものをバランス良く摂取するようにしましょう。女性は特に大豆や豆腐、納豆などの食品を積極的に摂るようにしましょう。大豆は女性ホルモンと似た働きをしてくれます。食生活を見直してもなかなかホルモンバランスが改善できない場合は、サプリメントも摂取するようにしましょう。サプリメントなら手軽に足りない栄養を摂取することができます。時間の無い時に代わりに服用しても良いでしょう。

ホルモンは人の性格に大きく影響します。夫婦仲がどうしても悪くなってしまう人はホルモンバランスを旦那さんも奥さんも整えて見ると良いでしょう。穏やかに日々が遅れることを願っています。

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