浮気性の夫を持つ妻が取るべき対応とは?浮気を繰り返す夫への対処法
浮気性の夫を持つ妻は、精神的に不安定になりがちです。夫の言葉を信じてみようと思っても、いつまた浮気をするのかと疑心暗鬼になってしまいますよね。
もう二度と浮気はしないと言いつつ、浮気を繰り返す夫。そんな浮気性の夫を持つ妻は、どのように対応すればいいのでしょうか?
ここでは、浮気を繰り返す夫への対処法を7つ紹介しています。浮気をされたときの注意点も説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
浮気性の夫への対処法
ストレスを溜めさせないようにする
家族のために一生懸命に働いている夫は、仕事のストレスが溜まっていることも少なくありません。また、夫婦関係からストレスを溜め込んでいる夫も多いもの。
そんな夫は、ストレス発散のために浮気に走ってしまうケースが多くあります。
「頑張っている自分を誰も認めてくれない」「疲れて帰ってきても妻の態度がそっけない」そんな生活が続いていると、ふとした瞬間に浮気心が芽生えるケースもあるのです。
共働きや家事・育児で忙しい場合は、夫のケアをするまでの余裕はないかもしれません。しかし、夫が浮気をしてしまったら家庭崩壊につながります。
疲れているのはお互い様。夫が気分良く仕事ができるように、家庭が落ち着ける環境になるように配慮してあげることが大切です。
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家の中に夫の居場所を用意してあげる
「家の中に自分の居場所がない」そんな気持ちになっている夫は少なくありません。残業や上司との付き合いで帰宅が遅くなりがちで、妻や子どもと会話をする時間がほとんどない。
そんな生活をしていると、早く帰宅したときや久しぶりの休日に家族とどう過ごしていいのかわからず、居心地が悪いと感じてしまいます。
居心地が悪い家にいるくらいなら外にいた方が気楽だと、家庭以外に居場所を求めて浮気に走る夫も多くいます。
このような夫には、家庭の中で居心地良く過ごしてもらうために、座椅子や一人掛けのソファなどで「夫の定位置」を用意しておくのが効果的。
そうすることで、「自分の居場所はここなんだ」と理解し、自然と家庭に溶け込めるようになっていくのです。
オンナを磨く
妻に対して“オンナ”を感じられなくなると、魅力的な女性に惹かれてしまうことも少なくありません。
女性は妊娠や出産、加齢などに伴い、容姿が変わるものです。そういった変化を受け入れられず、浮気に走ってしまうケースは多いもの。
仕事や家事、育児に疲れているからと、体型管理をおろそかにしていませんか? 面倒だからとスッピンで過ごしていませんか?
なによりも大事なのは、「きちんとした生活を送ること」です。女性の美しさは「日常生活の綺麗さ」からくるもの。
あなたは妻や母親であると同時に“オンナ”です。常にオンナであることを忘れずに生活してみてはいかがでしょうか。
浮気をした場合のルールを決める
もしまた浮気をしたら、こんな罰を与えるというルールを決めるのも効果的です。小遣いを減らす、夫の分の食事は用意しない、といったルールを決めて浮気対策をします。
無理やり押し付けるのではなく、夫が納得できる内容でルールを決めることが大切です。一方的に決めてしまうと、不満から浮気で仕返ししてやろうという思考になりかねません。
ちゃんと浮気しないようになったら自分もこうするからと、不公平を感じないようにするのがポイントです。
誓約書を作成する
浮気防止に直接的な効果を発揮するものには、「慰謝料」「別居」「実家に謝りに行く」などがあります。不倫が原因で離婚となった場合は、夫からだけでなく相手の女性にも慰謝料の請求が可能です。
浮気を繰り返す夫に、相手の女性にも慰謝料を請求すると言えば、かなりのプレッシャーを与えられるはず。
開き直る可能性もありますが、大半の夫は「そんなことをされたら困る」と頭を下げるでしょう。慰謝料の請求に限らず、夫が「これだけは勘弁してほしい」と考えていることを持ち出せば、かなりのダメージを与えられます。それをしない代わりに、二度と浮気をしないと約束させる誓約書を作りましょう。
「脅しではありません」という意思をしっかりと伝えておくことが大事です。お互いの捺印も忘れずに押すようにしてください。
別居や実家への謝罪など、夫が本気で困ることでないと効果はありません。二度と浮気をさせないために、心を鬼にして誓約書を作成しましょう。
プロのカウンセラーに相談する
いろいろと手を尽くしてみたものの一向に浮気が治らない場合は、自分たちだけで解決するのは難しい状況になっている可能性があります。そう感じたら、プロのカウンセラーに相談するのも一つの手です。一緒にカウンセリングを受けることで、自分たちの知らなかった原因や解決法を知ることができるかもしれません。
プロならではの視点で効果的な解決法をアドバイスしてもらえば、一気に状況が好転する可能性もあります。「カウンセリングを受けてみよう」と夫に相談したときに快く承諾してくれたなら、それは「なんとかしたい」という気持ちの表れでもあります。
諦めてきっぱりと離婚する
やるだけのことはやってみたけれど、相変わらず浮気を繰り返しているなら、諦めてきっぱりと離婚する選択肢もあります。そうすれば、浮気の苦しみによって精神的に不安定になっていた状態から解放されるでしょう。
「浮気は一生治らない」とも言われています。もちろん、改心してきっぱりと浮気をやめる夫もいます。しかし、何をしても治らない人も存在するため、別れを選ぶのも一つの手です。
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浮気性の夫に対処するときの注意点
感情的になってはいけない
浮気の事実が発覚したら、妻は深い傷を負ってしまいます。信じていたのに、愛しているのに……そんな気持ちから夫への怒りが爆発するケースも多々あります。そんなときは、怒りをぐっとこらえて一度冷静になることが大切です。浮気の事実が発覚したときに妻が取るべき行動は、夫に怒りをぶつけることではありません。
まずは一度冷静になって、「自分はどうしたいのか」を考えましょう。夫が反省しているならやり直したいのか、事を荒げずに様子を見たいのか、すぐにでも離婚したいのか……。どうするかは、家庭の状況に合わせて熟考する必要があります。子どもがいれば、子どもへの影響を考えなくてはなりません。
高齢の親を介護しているなら、離婚したら一人で面倒をみなければならなくなります。専業主婦であれば、生活費を自分で捻出することになります。感情的になって離婚を切り出してしまうと、こういった問題を抱えることになるのです。一度冷静になって、慎重に考えるようにしましょう。
一方的に責めない
夫の浮気性がどうしても治らないときは、一方的に責めるのではなく、話し合うことも大切です。
なぜ浮気してしまうのか、根本的な原因を理解しようとする姿勢を見せる方が、一方的に責めるよりも高い効果が期待できます。
浮気をするのは絶対的に当事者が悪いとはいえ、原因はあなたにあるかもしれません。一緒に浮気を反省し、二度と繰り返さないように話し合うことも大切です。
仕返しに浮気をするのは禁物
夫に浮気をされたとき、同じ苦しみを与えるために自分も浮気をしてやろうと思うこともあるでしょう。
しかし、よく考えてみてください。あなたが仕返しに浮気をしても、夫が浮気をした事実は消えません。仕返しのつもりで浮気をしたのに、肝心の夫はまったく気にしない可能性もあります。自暴自棄になって自分を粗末に扱っても、なんのメリットもないのです。
もし仕返しに浮気をしてしまったら、あなたも同罪になってしまいます。最悪、離婚に発展した場合に不利になるだけです。仕返しに浮気をするのは絶対にやめましょう。
暴力を振るわない
怒りを抑え切れず、カッとなって手を上げたくなることもあるでしょう。物を投げつけたり暴れたり、そういう気持ちはグッと我慢することが大事です。
暴力を振われた夫に、やり返されるかもしれません。「傷害罪で訴えてやる」と不利な状況に追い込まれてしまう可能性もあります。
また、暴力を振ってしまったことで夫の気持ちが完全に離れてしまったら、夫婦関係の修復は困難を極めます。その後に浮気されるのも目に見えています。浮気されたからといって暴力を振ってもなにも解決しません。冷静に対処することが大切です。
子どもを巻き込んではいけない
子どもを巻き込んで夫の精神を追い込もうと考える女性も少なからず存在します。しかし、ある程度判断できる年齢の子どもを巻き込んでしまうと、我が子の心を傷つけるだけです。
子どもには何の罪もありません。そして、仲の悪い夫婦を見ながら育つ子どもは不幸だと知っておいてください。夫婦間の問題に子どもを巻き込まないようにしましょう。
モラハラにあたるようなことをしてはいけない
最近では「帰宅恐怖症」になっている夫が増えています。帰宅恐怖症とは、妻からのモラハラ(モラルハラスメント)を受けた夫が、家に帰ることに恐怖を覚える症状です。夫が浮気したことをきっかけに、夫に対してモラハラを続けていると、帰宅恐怖症を発症する可能性があります。
そして、帰宅恐怖症が原因となって浮気に走ってしまったり、離婚に発展したりするケースもあるので注意が必要です。夫に対して「くさい」「うざい」などの暴言を吐いたり、夫が掃除してくれたお風呂に対して「綺麗になってない」などの文句を言ったりするのはモラハラにあたります。
このような言葉を自分が言われたらどうでしょう? 浮気をされたとはいえ、モラルに反する言動をするのは大人の対応とは言えません。モラハラにあたるようなことをしても、夫の心はあなたから離れていくばかり。夫はあなたの優しさに飢えているのかもしれませんよ?
浮気をされたら辛いものですが、痛みを知ったあなただからこその優しさを持って対処することも大切です。